みなさんピックってどういう形の使ってますかね?
僕は昔ギター弾いてた時は、分厚い5角形のピック一択だったんですよね。
多分1.5mm〜2mmくらい。
ブランド忘れましたが多分YAMAHAあたりじゃなかったかと。
5月にギター再開した時探したんですけど、5角系の厚みのあるピック今は売ってないんですね。
で、ティアドロップ形のFenderのピック買って帰ったんだけど、なんかしっくりこない。
35年ぶりとはいえ、指がピックのホールド感憶えてたみたい。
ちなみにジミヘンはFenderのティアドロップのミディアム使ってたらしいです。
ギター再開もすぐに飽きるだろうと思ってたんだけど、意外とハマり毎日弾くようになったところで、本格的にピック探しだしました。
まず第一候補はやっぱり分厚い5角形。
ところで5角形といえばリッチーなんだけど、個人的にはそんなにファンではなかったです。
Anyways, 探したらAmazonでありましたぜ。1.5mm厚の5角形ピック。
早速買ってみました。
いやーしっくりきましたね。持った瞬間。
で、弾いたら、あかん… ピックがミドルPUに引っかかる。
そうそう、これなんですよ。僕がストラト苦手だった理由つか弱点。
中高とGrecoのLes Paul、Go IIと弾いてきた関係で、ブリッジ近辺に手を乗せて深くピッキングする癖がついてしまっていたのが原因。特にVan Halenばっかり弾いてたので、ピッキングでハーモニック音出すためブリッジに近いところに手を置いて強く擦りつけるというか、まるで弦でピックを削るような感じでピッキングしてました。
なのでかなり深く強く握ってましたね。
Les PaulもGo IIもその位置には何もないので問題なかったです(ボディまで谷間です)が、その感覚でストラト弾くとミドルPUにもろにピックが当たってしまいます。
1弦アップピッキング時にはピックカバー、速弾き時にはポールピースに引っ掛かります。スタッガードのポールピースだと最悪でした。
なのでストラトはシングルの音が欲しくて買うんだけど、弾けなくて売るってのを2回やらかしてます。
で、ここからが本題です。
当時そういう状況でも「ピックを変えてみる」ってアイデア出てこなかったんですよね。
ティアドロップはデカすぎて持ちづらいのわかってたし、小さいのは弦をこじって弾く自分のスタイル(つか癖)だと、引っかかりすぎた時ポロって落としちゃったりするんで。
なので優しく軽くつまむように持つJazzギタリスト御用達の小さいピックは選択肢になかったです。
ところが今回35年ぶりってこともあって、非常に謙虚にピッキングの基礎から入りました。
最初YouTubeのレッスン動画とか見てピッキングの練習したりしたけど、あんまり役に立たなかったですね。
というのも、持ち方とか手の置き方って体格(腕の長さ、手の大きさ等々)に左右されちゃうと思うんですよ。
なので「ピックの持ち方はこう!、手の置き方はこう!」ってドグマティックに言うのはいかがなものかと。
例えば有名ギタリストのピックの持ち方や手の置き方、ミュートの仕方みてると人それぞれすぎてわけわからん、つか正解なんてあんの?と思いますね。それにEric Johnson御大だってピッキング時にミドルPUや深い時は弦通り越してピックガードにピック当たったりしてるし。
話が横道にずれました。
で、ピックを変えてみたんです。小さいやつに。なんとなくJim DunlopのEric Johnsonモデル買ってみました。
Eric Johnsonて印字があるだけでモノはこれと一緒です。
最初すごい持ちづらかったです。でも、小さいので強く握って持てない、つか深く強く握ると手首固まってピッキングできないため、リラックスして弾くようになりミドルPUにピックがあまり当たらなくなりました。
これでひたすら反復練習してますが、自分的には結構改善してきたと思います。
35年の時を経て、ようやくストラトが普通に弾けるようになってきました。
ちなみにもう一点このピックで気に入ってるのが、1.38mmという厚み(印字のある一番厚いところだと1.5mm)。
もともと厚いのが好みなんだけど、それとは別に弦高調整で目安になるんです。
僕は1弦を1.25mmくらいにするんですが、このピックの先っぽ1/3くらいのところを1弦12Fに差し込んで、スルッと落ちなければ大抵合ってます。
長々と書きましたが、なにが言いたいかと言うと、もし何か壁に突き当たってるならピック変えてみたら改善するかも?というオチでした。ピック変えるだけで弾きやすさだけでなく、音も変わるようですから。
どなたかの参考になれば幸いです。