明日の授業に間に合うように
今回も面白いです
ハマっちゃった
早速問題です
算数オリンピックキッズBEEより
P90問題2
マラソン大会に50人の生徒が参加しました。
参加順に、10、11、12、13、14、15・・・・のゼッケンをもらいました。
太郎君は最後から2番目に参加しました。
太郎君のゼッケンの番号はいくつですか。
1番目の人が10だから
50人目の人は60でその前が太郎君だから59番じゃない
と思いがちですが惜しいですね
正答率21.9%
やはりメモ書きをして確認するべきですね
1番 10
2番 11
3番 12
3つくらい試しに書いてみるとある数字が見えてきます
1と10、2と11、3と12
9
と言う数字が見えてきますね
それで50人目の人のゼッケンは59
一人前の太郎君は58になります
答は58
10と言う数字から始まる所がミソですね
1の位で考えれば0ですからね
0から数えて10番目は9になるんですよぉ
してやられたぁ
では次は
P91とP93の問題は図がややこしいので授業でご説明します
(学習塾サンクス・ワンの保護者の方へのメッセージです、ごめんなさい)
P108問題9
下の図の様に、ボールを入れるかごAから1mの所から1mおきに
合計10個のボールが置かれています。
いま太郎君がAを出発して、これらのボールを拾ってAのかごに集めます。
一度に最大2個まで持つ事が出来ます。
合計20m歩いたときに
最大何個のボールをAに集める事が出来ますか。
正答率22.1%
さてここで考えるのは
行きと帰りで同じ道のりを歩くと言う事
ですから片道10m移動することで考えてみましょう
5m歩き5番目と帰りに4番目を拾い
3mのところで3番目を拾い
あと2m歩かなければならないので
3mの帰り道に1番目を拾って帰りましょう
そしてもう一度2m歩き一つ持って帰ります
行きだけ考えれば10m
帰りも10m
合わせて20m歩いたことになります
答えは5個集められるでした
何回も言いますが
問題をつかむために図を描くべきでしょう
では今回はもう一問
P116問題2
ある国では+、-、×、÷以外に
▲と●と言う計算記号があります。
▲と●の計算方法を見つけて
下の2問の答えを出しましょう
3▲1=3 3▲2=9 2▲3=8 3▲3=27
1●5=5 2●3=4 3●3=5 4●5=8
(1) 4▲2=?
(2) 5●6=?
まず▲から考えましょう
これは累乗を知っている大人ならすぐに見抜けると思いますが
小学3年生以下の子供たちは勘が働けば出来るでしょう
ゆとりがあったら同じ数を掛けるとどうなるかを教えておくと良いですね
(1)は4×4=16
●の方は
1+5-1=5
2+3-1=4
3+3-1=5
4+5-1=8
この規則性に気が付けば答えに行きつきます
基本は四則計算です
足してみたり掛けてみたりしながら探すしかないですね
それで答えは
(2) 5●6=5+6-1=10
正答率21.6%
本当に面白い問題です
数学者のピーター・フランクルさんが加わっている組織の問題らしいですね
お楽しみ頂けましたか
ではまた
ごきげんよう