こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
長野県諏訪郡原村のピアノ教室 山と森の音楽室の古川恵美です。
先週、東京へ、樋口紀美子先生のレッスンに行ってきました。
ハイドンのソナタのレッスンでは、「起承転結を表して弾くように」と言われました。
今、それを思いながら、毎日練習しています。
起承転結…。
音楽で、ピアノで、それをどうやって表現するのか?
「転結」の部分、話が盛り上がって、終わる…のところは、なんとなくわかります。
でも、「起承」のところが難しい。
話が始まり、それを受けて展開する…のだと思うのですが、どう表現すればいいのかなあ。
毎日、試行錯誤しています。
前回のレッスンでは、シューマンのノベレッテ第1番で、「もっとパッションを」と言われました。
その言葉をヒントに、自分の過去の記憶と、想像力を絞り出し、メロディーを情熱的に歌って弾こうと試みました。練習していると、音楽が積極的に前に進んでく感覚がして、変わってきた、良くなってきたと感じました。
そして今回のレッスン。先生はちゃんとそこを聴いてくださり、進歩を認めてくださいました。
自分の音楽が伝わったのです。良かった!
レッスンでは、「起承転結」とか、「パッション」とか、いろいろなことを言われますが、音楽を言葉で表すのは、難しいことです。
レッスンに行って、先生の演奏を聴いて、話を聴いて、五感で感じる。
それを手がかりにして、自分の感覚で感じて、考えて、表現する。
表現するためにはテクニックも必要で、思い通りの音が出せなくて、もっと練習が必要だと悔しく思うこともあります。
難しいことだけれど、その過程が、たまらなく面白い。
これだ!と、わかる瞬間、つかんだ時が、至福です。
ハイドンのソナタ、起承転結を表現できるかな…。
試行錯誤は、続きます。
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