こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
長野県諏訪郡原村のピアノ教室 山と森の音楽室の古川恵美です。


昨日は、ピティナセミナー
に、行ってきました。


樋口先生が
ショパン:12のエチュード Op.10
ドビュッシー:12のエチュード「ショパンの思い出のために」
を全曲演奏、解説し、さらに公開レッスンをするというもの。

途中に休憩はありますが、7時間に渡るセミナーです。



樋口先生の繊細で、音楽的な演奏。
曲想が変わるところでの、ハッとするような音色の変化
ハーモニーの移り変わりを感じる、響きのある音
いつもすごいと思うのですが、こうして2つのエチュードを続けて聴くと、前の曲と次の曲のつながりや構成感など、さらに伝わってくるものがありました。


樋口先生の気さくなお人柄が表れた、ユーモアのあるお話とともに、演奏を聴くことで、ショパンとドビュッシーのエチュードへの理解を深めることができたセミナーでした。


ショパンのエチュードは、ピアノ上級者なら誰もが取り組む曲。
弾き応えのある難しい曲ばかりが並ぶ練習曲集です。
一番有名なのは、《革命のエチュード》ですね。

この曲のCDも出していらっしゃる樋口先生ですが、
「ショパンのエチュードは、いつ弾いても完璧に弾けることはない。でもずっと、少しずつ向上していくように、人生をかけてやっていくもの」
と、おっしゃっていました。

こんなに素晴らしい演奏をされる樋口先生が、こんな発言をされるとは…!

音楽に対する謙虚な姿勢と向上心を感じ、私も身が引き締まる思いでした。



私も、そんな樋口先生を見習い、謙虚に向上心を持って、音楽と向き合っていきたいと思います。


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