こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
長野県諏訪郡原村のピアノ教室 山と森の音楽室の古川恵美です。

昨日は、ピティナ指導者ライセンス 指導実技を受検しました。



ピティナ指導者ライセンスは、指導実技、演奏実技、筆記試験、小論文の各課程の受検を通して、指導力の向上を目指すものです。

ピティナ指導者ライセンスについて、詳しくはこちら


私は、この受検内容が、生徒の皆様のレッスンに役立つと感じ、受検を続けています。
現在、初級ライセンスを取得し、中級・上級ライセンス取得を目指して勉強中です。

今回受検した中級指導実技は、数曲の課題曲の中から当日1曲を指定され、初めて会ったモデル生徒さん(実際にピアノを勉強しているお子さんです)にレッスンをするというもの。


審査員や他の受検者、見学者、モデル生徒さんのご家族が見ている公開の場で行われるので、とても緊張します。


私に指定された課題曲は
ギロック まぼろしの騎士と飛翔



モデル生徒さんは、2つの曲の性格の違いをよく表現し、強弱もよくつけて弾いてくれました。

でも、全体的に固い。もっと、響きのある音で、ホールという空間も感じて演奏してほしいと感じました。

そこで、私もピアノを弾いて手本を示し、ピアノを響かせることについて話をしました。
日頃、自分の生徒さんにもよく言うことです。

「ピアノを弾く時に触れるのは鍵盤だけだけど、ピアノは鍵盤の向こうがずっと長くて、そこで音が鳴っている。それをもっと意識して!そして、ホールの一番後ろの席のお客さんまで聞こえるよく響く音で弾こう!」

その他にも、ハーモニーのこと、耳を使ってよく聴くこと、曲のイメージ、テヌートの音の響かせ方、そのための手や腕の使い方…などなど、私の範奏を交えて伝えました。

私は緊張していたはずなのですが、レッスンが始まると目の前にいるモデル生徒さんを少しでも上達させようと一生懸命になり、すっかり素の自分になって普段通りにレッスンしていました。

モデル生徒さんも、私の演奏や話をよく聴いて一生懸命取り組んでくれて、音の響きについてわかってきて、その場でどんどんよくなりました。これからも、ますますがんばってほしいなと思います。

生徒さんと一緒に音楽を勉強するって楽しい!と改めて実感する時間となりました。


他の受検者のレッスンやモデル生徒さんの演奏も聴くことができ、最後には審査員の先生からの講評と受検者を交えたディスカッションもあり、大変勉強になる一日でした。

これからも、指導者ライセンス受検を通して学びを深め、生徒の皆様のレッスンに生かしていきたいと思います。


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