今日は休日。
俺は休日の予定はほとんど立てない。
いや、立てなくなった(名古屋に来てから・・・)
東京にいた頃は、仕事が忙しくストレスもたまる中で
日常から逃れるかのように予定を立てていた。
海や山など大自然を感じられる場所は大のお気に入りで、
車を飛ばしては一人で何時間も自然に溶け込む。
自然というものは母なる大地に戻るかのごとく感じさせてくれ
自分を取り戻すことの出来る唯一の場所でもあった。
自然を愛するようになったのは大学生の頃からである。
福岡から上京してきた俺は、絶対に行こうと心に決めていた
場所があった。
清澄山である。
この山は空手を愛する者なら知っている人も多いだろう。
尊敬してやまない 大山倍達氏 が山ごもりをした場所として有名である。
父親の影響で小学生の頃から空手をやってきた俺としては
空手家の聖地のような気がしていた。
上京してすぐに、清澄山へ向かった。
電車に何時間も揺られ、最寄駅に降り立った。
交番を見つけ、「清澄山ってどこ?」
と尋ねると、
「何しに行くの?」
と、怪訝そうな顔・・・
何も答えずにいると、
「あそこだよ。」
「あんまり無茶するなよ」
と、教えてくれた
今でも全国の極真空手ファンが訪れるらしい。
そして、修行と称して無茶をするのが恒例のようだ。
清澄山で3日間過ごした。
空手の修行をしていたわけではない。
なにもせず、ただ ぼーっ としていた。
ただ、空手家の聖地の雰囲気に触れていたかっただけなのだ。
山を登ったり下りたり、近くの海で泳いだり、
山の中で座禅を組んでみたり、時折出てくる鹿を追いかけてみたり・・・
とにかく自然と一体化してる感覚になった。
自分の本能が研ぎ澄まされていく感じが好きだった。
俺が大の自然好きになったのはこの体験がきっかけである。