今までいろいろなバイク(6台くらい?)を嫁にびくびくしながら乗り継いできましたが、まずは現在の愛車”ヤマハ ボルト”の最高な点を紹介していきたいと思います。

 

 

 私は今まで、ずっとスポーティなバイクばかり乗り継いできましたし、SS、ストファイにしか興味がありませんでしたし、4気筒こそ至高と思っていました。それがどうして今のバイクに行き着いたかというと、ズバリ!!トルクフルなエンジンに魅せられてしまったからです。きっかけはMT09というトルクモンスターを所有したことでした。MT09のインプレはまた別の記事で書くことにします。

 あの低回転からたくましく加速するフィーリングが好きになり、バイクを、いや、エンジンを物色するうちにビッグツインの虜になり、まさかの”クルーザー”というジャンルに魅力を感じることになったのです。

 

ヤマハボルトの最高な点OK

 

スタイル

 なんといってもその存在感。ロングホイールベースでありながら、無駄なパーツをそぎ落とすボバースタイルのカスタム車のようなすっきりしたデザイン。それでいて、前後ホイールはアルミで美しいデザインがされていたり、リアショックにはあえて金のリザーバタンクがついていたり、ワンポイントでおしゃれをしています。

 最近のバイク(特にスポーツ車)は角ばっていて、空力を考えたフィンなどのパーツがたくさんついています。いかにもロボット🤖のような車体が多い中、あえてシンプルかつレトロなデザインは乗っていて飽きません。同じくヤマハのSRやホンダGB350のようなレトロバイクが売れるようになってきたのもうなずけます。

 

エンジン

 片側400cc以上もある950ccVツインエンジンはフレームにリジットマウントされ、(ハーレーの人気車種ではラバーマウントといって振動を減らす工夫がされている)低回転で流していてもドコドコと鼓動を感じることができます。納車初日は信号待ちでアイドリングでブルブルと震えるハンドルやミラーにニンマリしてしまいましたニコニコ

 何より、低回転からの鬼トルクは信じられないほどの低回転から重い車体をゴリゴリと加速させます。

 それでいて、ハーレーとは違いさすがのヤマハ、高回転まで難なく回り、高速道路の合流などでスポーティーに走ることもできます。


足回り

 クルーザーの割に立ったキャスター角は意外に素直なハンドリングをさせてくれます。リザーバタンク付きのリアシャックはストロークの短さから想像できないほど、いい乗り心地です。コーナーではリア荷重で意外なほどヒラヒラと曲がっていけます。

 

 総評

 バイクといえばやはり、機敏に走ったり、すり抜けや狭い道などを軽快に走るイメージがありますが、このバイクは正反対。エンジンをブンブン回したり、車体を擦るほどバンクさせたりせず、体の力を抜いて、景色と心地いいエンジンを楽しみながらクルーズするためのバイク。0〜80キロの低速域を全力で楽しむバイクです。まさに最高の"アーバンクルーザー"です。