８月３１日（木） つづき
銀山温泉を離れて、来た道を５分程走ると右手に見えてきた『上の畑焼陶芸センター』。
思い出作りに陶芸をやりたいと思ってネットで検索して見つけたのはここだったのだが、最近は陶芸サービスをお休みしているとネット情報で記されていた。
ダメ元で寄ってみる。
中に入り、センターのお姉さんが居たので、体験可能か聞いてみたが、やはり、今はお休み中とのこと。
仕方がないので、展示されている物、販売されている物を見学。
気になる物はいくつかあったが、価格設定が(;´Д｀)
購入は諦めてセンターを出た。
次に向かったのは、宿の仲居さんのおススメ、『千本だんご』。
空港の近くなので、ここがこの旅で最後に寄るところ。
昼食時間帯に突入していたので、丁度良いタイミング。
ナビに従ってお店に到着。
さすが、人気店！
既に駐車場には多くの車が止まっていて、お店の入口にはお客さんの列が出来始めていた。
並ぶ・待つのはとても嫌いな私だったが、我慢して列に並ぶ。
サンプルを見て、食べたいものを選ぶ。
順番は来て、注文する。
「ずんだんだんご２本、しょうゆだんご１本、ごまだんご１本、
あんこだんご２本、くるみだんご１本、ナッツだんご１本、
ティラミス１本、お願いします！」
ちなみに嫁さんは、ずんだんとあんこを１本ずつ、それ以外は私が食べるつもりで注文した。
お店の人が、「持ち帰りですね？」と聞いてきたので、「食べて行きます」と答えると
「２人で９本でしょ？１本が大きいよ？全部食べるの無理だって。」と言って来た。
その会話を聞いた私の後ろに並んでいる人が声を出して笑った。
(-_-メ)ムカっ
何度も深呼吸して怒りを抑え込む。
私の何を知って笑うことが出来たのか！
意地でも食べてやる！と一瞬思ったが、折角、美味しいだんごを食べるのだから味わって食べたい。
ここは我慢我慢！
では、くるみとナッツとティラミスを持ち帰りでお願いします。
お店の人、それでも無理だと思ったのか、
「無理だったら持ち帰りのパックをあげるから遠慮なく言ってね」と。
持ち帰りの方が僅かだが安い。
それで持ち帰りを進めるって親切心であることは良く分かった。
だんごを受け取り、テーブル席で食べ始める。
だんごに盛り付けられたアン達がとっても濃厚で美味しい。
仲居さん、ありがとーーー
あっという間に５本食べた。
まだ全然イケる！
持ち帰りのパックから、だんごを取り出し、食べる。
私が注文しただんごは全て平らげた。
追加注文したいと思ったが、並ぶ気が瞬間に失せる人の行列だった。
嫁さんは１本が限界と言って、１本持ち帰ることにした。
お茶を飲んで一息入れていると、再び、怒りがこみ上げてきた。
嫁さんに、
「笑った奴居たよな？
顔を見ていないから、買って帰ったのか、店内で食べているのかわからん。
こうやって食べ切ったけど、どうだ！とも言えん。」
と、軽く愚痴った。
んーー・・・旅の最後の最後にこの不快感。
ここに来て良かったと思う気持ちと、来なければ良かったと思う気持ちが半々になってしまったな。
お店を出て、空港へ向かう。
レンタカーを返却して、航空チケットを発券機で入手。
名残惜しい気持ちが一杯。
飛行機に乗り込む。
そして時間通り、発進！
配られた飲み物とおやつは行きと同じ。
窓から地上をずっと眺める。
見ていて飽きない。
１時間のフライトを経て県営名古屋空港に到着。
無事だったーー(/・ω・)/
楽しい時間は、過ぎるのが本当に早い。
ぼーっとのんびり過ごすより、やっぱり体を動かす方がリフレッシュ休暇には相応しい。
旅行先に山形県を選んで良かったと心底思えた。
生きているうちに、また行きたいな～