お盆休みに入るから

実家に帰省されている人も

多いのかな。

 

 わたしは

歩いて15分くらいのところに

実家があるので

休日、気が向いたときに

行きます。

 

 

 ただ、今年に入ってからは

なんとなく

 

行きづらかった。

 

 

 行っても

 

母親が一人でしゃべっているのをいいことに

 

自分のことは話さず

さっと帰っていました。

 

 

 一番、弱っているときは

 

親には言いにくいものです。

 

 

 よく、

 

学校でいじめられている子は

家で、いじめられていることを

話したがらない

 

っていうけれど、

あんな感じなんでしょうか。

 

 

 職場で逆パワハラ受けている

 

って、毎日辛くて仕方ないことなのに

絶対に親には言えませんでした。

 

 

 もちろん、私が

 

いい年したオバハン

 

っていうのもあるんですが。

 

 

 情けないし、

 

それに、年老いた親を

「そんなこと」で

心配させたくないですしね。

 

 

 でも、昨日は、連休のど真ん中で

私も元気があったので(笑)

 

「職場でこんなことがあってさ・・・・・」

 

と、母親に話してみました。

 

 

 すると、

 

日ごろは

一方的に自分の話を

しゃべりまくる母親が

 

じっくり話を聞いてくれました。

 

 

 そして、母が言うには

 

「私も働いていた時

同い年で、そういう、

嫌な人がいた」

 

 

 ものすごく腹立たしくて

 

ものすごく嫌っていたらしい。

 

 

 嫌いすぎて、その人と

くっついていた机を

毎日少しずつ離して

 

いつの間にか机と机の間に

広いスペースができていたのだとか(笑)

 

「毎日、腹が立って

イライラした」

 

と、母。

 

 

 聞けば、母が今の私と同じくらいの年のころのこと。

 

 

 働いていたころの母は

時々、職場の愚痴も言っていたけれど

 

その話は家で、

聞いたことがなかったように

 

思いました。

 

 

「なんで、子供(私)に言わなかったの?」

 

「だって

言ってもわからんやろうから」

 

 

 確かに、

 

思春期真っただ中で小憎らしい当時の私に

本当に腹が立って悲しいことは

 

母も話す気がしなかったかもしれません。

 

 

 母親は社会的にはいわゆる

 

おとなしいけれど

芯のしっかりした人。

 

 

 だから、今の私のように

 

ブログに書き散らしたり(笑)

 

昔の仕事仲間や友達に

愚痴を言いまくる

 

ようなことはしなかったようです。

 

 

「それでどうやって感情の整理をしたの?」

 

と聞くと

 

「ノートにいっぱい書いた」

 

 へえ!!!

 

 そんなことしてたんや。

 

「ノートって、家で?」

 

「家で書いてた」

 

 

 母はよく、家でも事務の仕事をしていました。

 

 娘の私が寝てからも仕事をしていることもありました。

 

 そういう時に、ノートに

嫌いな奴の悪口を

いっぱい書いていたのかも 

しれません。

 

「あんたも、人に話すと

どこから伝わるかわからないから

ノートに書けば?

 

 ノートに書けば、

それでおしまい。

誰にも知られないし」

 

 

 私は母親ほどいい人ではないので

 

ノートに書くだけでは

 

なかなか気持ちが収まらないと思いますが(笑)

(こんだけブログに書いてるわけだしww)

 

それでも本当に言ってやりたいことは

 

ブログにも書いていないですしね。

 

 

 一足早いお盆休みに

 

思いがけないところで

 

サラリーウーマンの大先輩から

 

アドバイス?をいただきました。