二学期開始早々、問題勃発。


はあ~…やっぱり日々の違和感は見て見ないふりをしてもダメですね。


母の勘?

このまま無事に新学期が始まるなんて、見通しが甘かったです…








学校の準備をしてたと思ったら、2階から青ざめて降りてきた息子氏。




えーん『夏休みの課題、範囲を間違えてやってた....!
今日提出なのに、もうダメだ。
休む。休まして…頼むから!!!』



ムキー「いやいや何を言っとんねん!
そんなもん、3本早い電車で行くんだから教室でやればいいでしょ!?

どう考えたって自分のミスなんだから、先生に頭下げてやれるとこまでやるってもんじゃないの!?」





数十分すったもんだの末、テコでも動かない息子氏とのバトルに疲れ果てて…





真顔「…課題終わってなくても平気な顔して学校行く子だっているでしょうに。
そこまで開き直れとは言わないけどさ…

命までとられるわけじゃないんだから、きちんと謝って理由を話してみたら?」



でもそれは、登校しぶりの表向きな理由でしかなかったのです。











…夏休み中の息子に、わずかな違和感を私たち両親が感じていたのは事実です。


だけど今どきの中高生ってドライだから、割とインドアであんまり友達と深く絡まないのか?とか。


でもあまりに絵だけに必死になる息子にも、何かあるのか?とも思ったりで。






よくよく聞いてみたら、やはり息子氏の日常には裏がありました。


ある科目の気難しい非常勤講師の授業がとてつもなくしんどいことと、




上っ面だけの友達付き合いに疲れた、と。


夏休み中、出校日、自分だけが誘われなくて友達のインスタをみて皆が遊びに行ってたのを知ったこと。




一学期に仲良くしていた友達とは、実は今、あまり絡みがないこと。


ハブられているとかではなく、何となく距離ができてしまった。



いつからか、電車で一緒に行ってる子たちが一緒に行かなくなった。

ノートの貸し借りなど、事務的に必要な時しか声がかからなくなったことに気づいた。



友達関係に悩みながらも何とか打開しようとしたものの、自分のキャパが狭すぎて友達との次の会話が出てこない。

相手も困っているようだし、愛想笑いしかお互いしてない気がする…そんな関係に疑問しかない。



相手を傷つけないようにと細心の注意を払って友達に接してきた。
だけど気を使いすぎて本音も言えず、疲れ果ててしまった。


逆に自分の意見を出せば
「バカにしてる」
「マウント取ってる」
などと言われてしまう。



どちらの自分を出せばいいのか、いよいよ分からなくなってきたと。





正直愕然としましたし、やはり息子はコミュニケーションに苦労することが多いんだなと、改めて私まで気落ちしました。



ぼけー『自分に落ち度がないか振り返ってみても、あの(アメ限記事にした)事件以外は思いつかない。


だとしたら、あの事件で俺の本性を知ってみんな離れていったのかなあ…』




私は言葉が出てきませんでした。


こんな時に大人の正論をぶつけても仕方ないのは、今までの経験から痛感しています。


こんな時まで「頼むから学校行ってくれよぅ…」などと、自分の立場とか世間体とか考えちゃう私はしょうもない母親です…




息子にしか乗り越えられないことですが様子をみつつ、しかし色々なパターンを想定して対応策を考えておかないといけません。