自閉症スペクトラムのグレーゾーンと言われ二次障害として摂食障害を患って入退院を経験しながら、高校受験に立ち向かった息子について主に書いています。

全日制私立高校に合格。
夢に向かって一歩前進!


あくまで我が家での出来事や治療の経過をかいているので、同じ病名でも同じ経過を辿るとは限りません。
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つい先日、保育士研修で【絵本の読み聞かせ】について勉強してきました!





私は元々絵本の読み聞かせや紙芝居が好きなのです…。

(逆に言えばピアノが弾けないから、何か武器を持たなくちゃと考えた末だったりする…ニヒヒ)




研修でさらに絵本の楽しさにハマってしまいましたニヤニヤ







研修では講師の先生が人気の絵本を実際に読んでみせてくれて


「あの絵本ってそういう話なの!?」

「擬態語ばっかりのあの絵本をそう読むとは…」


新たな発見がたくさんありました。






月齢に合わせた絵本選びって結構難しくて、一応絵本には【0.1歳向け】とか表示はあるんですが、1年間を通して5月と2月じゃ子どもの興味も変わるんですよね。




あとは保育士が『これはウケそう』と思っても、反応がイマイチとか。



まあ悩んでる時も楽しいっちゃ楽しいんですけどねニヤニヤ










月齢別に講師のおすすめを紹介しますと…



【0.1.2歳】


★くだものだもの

★おかしなおかし

★おやおやおやさい



回文やリズミカルな文章に、子どもたちが笑いだします。

自分の好きなくだものを指さしたりみんなで食べる真似をしたり、カタログみたいに使えます。


実際に2歳児がごっこ遊びをしながら(お店屋さん)

『めにゅー表です、どうぞぉ~』と

やってましたデレデレカワイイ







★ノンタンシリーズ


不動の人気!

どれを読んでも盛り上がる!!!






★はじめまして


自己紹介に使う人もちょいちょい見かけます。


文章が全部歌詞なんです。

歌に自信がある方、ぜひ美声で歌って欲しい…

子どもも大人も圧倒されます笑







★もこもこもこ


意外と読むのが難しいんです…

オノマトペみたいに繰り返しの音が多くて、保育士によっても読み方は色々。


しかしどう読んでも0歳1歳は見入ってくれます笑










【3.4.5歳】


★じごくのそうべえ


長いし一見難しいお話ですが、落語みたいにテンポが良く引き込まれます。


ちゃんと読めたらめちゃくちゃカッコいいやん、という…

幼児さんの方が話を先に覚えてしまうほど、リピーターがたくさんいるそうですウインク

小学校低学年にも大人気とのこと!








★ノラネコ軍団シリーズ


これもめちゃくちゃ種類があるんですが、どれも笑えます!


幼児さんが自分一人でも読めるし、大人が読んでも途中で吹き出すくらいシュールだったりして。

みんなで楽しめます!











ちょっとピックアップしてお話しすると、ノンタンシリーズって本当によく出来ているらしいんです。



まずページに描かれた絵柄には必ず黒い外枠がついています。



これって実は小さい子どもには有効で、この枠の中に絵があるよと注目させやすいんだそうです。



そんなこと?と思いましたが、でも確かにあるよ枠が!!(感動)


今度、子どもの目線も気にしながら読んでみたいと思っています。








講師の先生は福祉施設で勤務していたこともあり、発達障害などの支援が必要なお子さんと絵本の関係についても研究されたことがある、という話にもなりました。




絵本というのは様々な発達障害などを持ったお子さんにとって、とても安心するものなんだそうです。



変化を苦手とする子ルーティンを崩されるのが嫌な子にとって、絵本って不変のものですよね。



絵柄やストーリーが絶対に変わらないから取っ掛かりやすくて、お気に入りができるとまたそれを読むことが安心材料になるんだそうです。



確かにうちの園の子もそうだな…!と感心しました。




基本的に支援が必要な子もそうでない子も、月齢が低いと絵本を【読む】【見る】のは難しいので(絵本が何かをちゃんと認識して、ああこれは顔だなとか動物だとか認識できるのは、早くても1歳半を過ぎてから)、ただただ本人が持ち歩くとか並べるとか、【物】として扱う時期を経てお気に入りを見つけていくんだと。





そういう変遷を経ながら成長して、お気に入りの話を見つけたり、親や支援者や友達と面白さを共有したり、同じ『楽しい』『きれい』でも友達と自分の感覚がちょっと違うケースやそれを認め合うことを学ぶ…。




つまりは【絵本の世界を通して、社会の多様性や他人との共感、時には意見の違いを学んでいく】のが、絵本の魅力なんだそうです!







はあ、私が講師でもないのに熱く語ってしまいましたが…深いなぁ…と感動してしまいました。






最後に


世の中の保護者のみなさん。



お子さんが『本を読んで~』と持ってくることがあると思いますが、お父さんお母さんだって正直なところ『今日は疲れてるししんどいな…』という日もありませんか?



そういう時は無理しないで!と講師の先生が言っていましたウインク



正直にお子さんに気持ちを言っていいし

『明日2冊頑張るから、今日は許して?』と、次回の約束をしてあげればいい!とのことです。



だから気楽にやって頂いて、大人も楽しみましょう!!!






その代わり、保育士など支援者は仕事なんだから頑張れと言われましたwww





というわけで、今日はここまでです。