かかりつけの総合病院から「新たな治療はない」と言われて以降、私たち夫婦はセカンドオピニオン先を検討していました。
そしてやはり壁がいくつもあり、一筋縄ではいかないことも改めて痛感。
総合病院ではない精神科や心療内科単品の病院にしても、「摂食障害の方は当病院では受けられません」という注意書きが既にホームページに書いてあるところはかなり多いです。
また「摂食障害全国支援センター」に該当する病院が国内に5~6件ありますが、入院受け入れは県内在住者のみとかなかなかすんなりはいかない模様。
せめて通院だけでもと、この支援センターに該当する病院に問い合わせだけしました(ひとつは隣県だったのでもしかしたら何とかなるかなと…)。
しかし外来通院でも新規患者の受付可能日は半年以上先でした。
そんなに待てないと思って、色々考え…一番最初に門を叩いた心療内科と、摂食障害のエキスパートがいる病院(母体は産婦人科)の先生に意見を聞きに行きました。
これまでの通院歴の話↓
簡単にまとめると、心療内科の先生からの提案としては
①ひとまずは固形物の内容や食べ方に縛りをつけずに、一日中ちょこちょこ食べることをあまり悪い方へ深く考えない(改めて食べられているだけで良いと思う)。
高カロリードリンクが飲めるならそれでいいから、なりふり構わずに学校に協力して貰って飲むことを優先したらいいんじゃないか。
②今学校へ復帰することを意識しすぎてその生活ペースに食事を合わせるから無理が出てくるので、中学校の中の支援級に転籍を考えたらどうか。
支援級で食事(間食も含めて)に配慮をしてもらいながら、学習のリズムも作り直す。
可能なら普通級とも交流しながら。
適応指導教室は正直個々の状況に合わせるのがメインで明確なカリキュラムがない。
目的がないことで息子くんが不安になるなら、支援級の方が明確にできて良いのでは?
③現時点で高校進学については、息子の特性や摂食障害などを考えた時に全日制は難しいと思う。
これから1年先は誰にも分からないが、無理をしないと合わせられないと思ったら割り切ることも大切。
④入院治療してもどうしても取れない不安感、こだわりに対してエビリファイを最低量で服用してみてはどうか。
「支援級への転籍」
「エビリファイの服用」
「進学については改めて全日制にごだわるのか見極める」
この提案が、事態を少し動かすきっかけになりました。
長くなりますのでいったんここまでに。