筑後の四代目畳屋、波動畳職人

近本秀明です。


今日は、畳のリラックス効果について


お話しします。


畳の部屋でリラックス出来るのは、


畳のかもし出す独特の匂いと関係

しています。


畳の香りとは、主にイグサの香りです。 

このイグサの香りには鎮静効果があり、

まるで部屋の中で森林浴を


していりるのと同じような効果を

もたらしてくれます。



森林に入ると爽やかな気分になるのは


樹木が


かもし出す芳香成分や鮮やかな色素成分

などによる作用と思われます。


同じ成分を含むイグサもリラックス効果は


大きいと思われます。


photo:01




このように


畳の部屋ではフローリングの部屋より


なんと回答率が


14.4%アップしたと言う実験結果が


出ています。


森田先生の研究結果から


学習能力向上にもイグサのリラックス


効果が影響している実験結果が

出ています。


イグサの香りの主要成分は

フィトンチッド「森林浴の香り」

と呼ばれる物質で、イグサの芳香成分


の20%を占めています。




芳香成分の10%を占めているのが


紅茶にも


含まれているジヒドロアクチニジオリド

です。



さらにリラックス効果の高いαシペロン、

バニリンがそれぞれ約6%含まれています。


photo:02




泥染めイグサとは、刈り取った生イグサを

染め泥に浸け、変色を防ぐ加工を施した

ものです。


しかし、機能性芳香成分は全体の約半分

も満たしているので、

リラクゼーション効果は多いに期待

できます。



このように畳、イグサと言うものは


日本特有の素晴らしい敷物なのです。