筑後の四代目畳屋、波動畳職人

近本秀明です。



先週は、畳から布団が分化したとお話


しさました。


なんと、畳があったから布団が出来て


きたんですね~。


そして、村田珠光が書院大子の式事を


定めて


珠光真の四畳半茶室形式を始める。


室町時代にはいると、


小さい部屋割りが行なわれ畳の敷き詰


めがほぼ


定着したとみられます。


photo:01



室町時代の大掃除


客人の来訪が告げらると、家人は置き


畳を取り出し


もてなしの場を急いで設えるのです。


その後、武野紹鷗に


よる行の四畳半茶室ができる。


そして、


綿ふとんの普及により町屋農村にも


畳の敷き詰めが


拡まった。室町時代畳業の安定成長期


に入ります。


この頃大阪には畳屋町が出現する。


安土桃山時代、


城郭の造営などの流行により、畳屋町


が形成されます。


千利休草の四畳半茶室ができる。


photo:02




茶室の内部は、床の間、炉畳、客畳、


点前畳、踏込畳


などが巧みに配置され、迎える側の


亭主は


客をにじり口に案内したうえで、


茶道口から点前畳に位置し、


茶の作法でもてなします。


photo:03



茶室の外部の図です。