マーキング晴れた日曜日。 クーは縁側で、ミーはタタキでひなたぼっこしていた。 ミーが丹念に毛繕いしている。 目が細くなり、人相、いや猫相があまり良くない。 クーも毛繕いして 猫相が悪くなった。 何か、根性悪そう。 それから花に囲まれてご満悦のミーは 家族を見つけて体をすりすり、シラッとマーキングしていく。 「これは私のものよ!」 それを見ていたクーは、さらに猫相が悪くなっていた。 「ボクのものに何するんだ!」