2月13日 全国的に快晴予報。緊急事態も解除されたしこれは行くしかない、と言うことで谷川岳に行ってきた。

 

ロープウェイはコロナの影響で休日のみ運行、しかも時間短縮で9:00開始、さらに乗客は10名まで。激混み決定だ。

8:30ごろ着いたのに、チケットで並び乗車で並び、結局出発は10:20になってしまった。既に相当な人が山に入っている。

 

快晴無風で春の陽気。20分程登ると汗が噴き出した。小高い丘で汗をぬぐう。

 

先行者の列が延々と続いている。たぶん山頂までつながっているんだろう。そんな中を下山してくる人がいた。聞いてみると暗いうちに西黒尾根を登ったとか、すごい人がいるもんだ。

 

途中にあるはずの避難小屋はたぶん雪の中なのだろう、全く気付かなかった。天神尾根を登って行くと隣に雄大な岩峰が見えてきた。川棚の頭だろうか。

 

暑くてみんな上着を脱いで登っていた。中にはTシャツの人も。ボードを担いだ集団がいたりスキーを担いだ子供がいたり、みんな山を楽しんでいる。

 

12:30 肩の小屋に着いた。暑さでバテバテだ。多くの人が食事をしていたがとりあえず山頂まで頑張らねば。

 

12:40 トマの耳、山頂も激混みで記念写真の順番待ちの列ができていた。それにしても最高の天気だ。

 

人がいない一瞬に取った山頂標識。標識には「トマの耳」、地形図では「トマノ耳」。「の」はとっちが正解なのか。

 

トマの耳から見たオキの耳。向こうの方がちょっと高い。

 

鞍部から振り返ったトマの耳。スタイルはこっちの方がいい。

 

13:00 「オキの耳」の「の」もひらがなだった。

 

オキの耳の先で雄大な景色を見ながら昼食にした。

 

オジカ沢の頭と川棚の頭。あの尾根もいつか歩いてみたい。

 

奥に苗場山、手前にはタカマタギなどなじみの薄い山々。

 

上州武尊山、奥に日光白根山と男体山。

 

燧ヶ岳、至仏山、笠ヶ岳と並んだ尾瀬の山々。

 

名残惜しいがそろそろ下山開始。まずトマの耳に登り返す。何度見ても絵になる稜線だ。

 

トマの耳から見下ろす雪庇。亀裂が入っている。亀裂の外を歩く人もいたが、勇敢なのか馬鹿なのか。

 

さて肩の小屋まで戻ろう。

 

14:10 肩の小屋周辺は人が少なくなっていた。

 

下山途中に見たたくさんのシュプール。なるほどここを滑るために担いできたのか。なだらかで雪がしまっていて滑り安そうだ。(でもそれならゲレンデと同じじゃないか。)

 

15:20 RW駅到着。最後まで上着いらずの最高の天気だった。

今日山に入ったのは約300人だったらしい。密だな。