糧秣
この言葉、読めますか?
意味はご存じですか?
「りょうまつ」と読み、「兵士の食料と軍馬の秣(まぐさ・エサ)」の事を指します。
使い方としては「糧秣に困る」等があります。
なぜ兵士や軍馬の「食料」が必要なのか?
それは、不足すると、確実に兵士が現地で略奪行為を働くからです。
戦う時に必要なものは武器や弾薬だけでなく、むしろ食料の方が重要とも言えます。
この「糧秣を困らせない」ことは、軍の司令官にとって最重要任務と言えます。
なぜなら、現地で略奪行為が続発すると、軍の規律が乱れるからです。
戦争という非現実のものと思っていたものが継続していく中で、知らなくても良かった表現が続々出てくるのも事実です。