「顔が見れないので・・・」

 

大学教授の友人と、現在の授業について少しお話したところ、「(オンライン授業は)顔が見えないので、やりにくい」と盛んに話してました。

 

話を聞いている途中、ずっと違和感があった私は、「なぜ顔が見えないのですか?オンラインなのに・・・?」と聞いたところ、驚きの返事が。

 

何と、大学の方針で、オンライン授業では、学生のカメラはオフにして受講しているとのことです。

プライバシー(部屋の様子や、女子学生のメイクの問題!?)が理由とのこと。

 

全員ではないにしろ、とりあえず「オンライン」の状態にしていれば、その授業を聞いていなくても「出席」になるでしょう。

 

その昔、「代返」というものがあったと聞きました。

これは、まさに「代わりに返事をする」ことで、出席確認の時に、欠席者の代わりに「返事をする」ことです。

 

どれくらいの学生が不在のまま「オンライン授業」を受けているか分かりませんが・・・

 

ちなみに、この大学では、規制緩和に伴い、「オンライン」か「対面授業(大学に登校して受講する)」を選択できるみたいですが、その教授の授業では100%の学生が「オンライン」を選択しているとのことです。

 

「オンライン授業」は通学時間を省略できる最大のメリットがあります。

昔は資料が図書館しかなかったので通学する必要もありましたが、今ではほぼ、ネットで解決できるでしょう。

 

果たして 手にした「時間」をどのように使うのか?

 

それは学生個々人の意欲と良心にかかっていると言えます。