ここのところフェイスブックに松田町観光協会の投稿がやたら流れてくる。特に支障はなく参考にもなるのでそのままにしているのだが、その中で気になったのが最明寺史跡公園。知る人ぞ知る花見の名所で、春には赤・黄色・ピンクと色とりどりの花が咲き、まるで桃源郷のようだという。山の中にひっそりとあるというのも、そそるねぇ。でもね。松田山の西平畑公園から歩いて90分とか。え? そんなのハイキングじゃんと思ってたら、地図を確認するとチェックメイトカントリークラブ方面から自転車で行けそうじゃないか。アップされた写真を見ると見ごろのようだし、行ってみますか。
チェックメイトCCは一度行ったことがあるのだが、チョー激坂である。国道246号の籠場交差点近くに入口があり、ピークのゴルフ場までは距離4キロ、平均勾配10%、最大勾配17%と破壊力は抜群。序盤がいきなり10%ときつく、その後は7%前後が続いてほっとさせるがそれも少しだけで、残り3キロは17%を最高に10%以上が次々と牙をむいて襲ってくる。インは上る気にならず、車がほとんど通らないのをいいことにアウトに逃げてしのぐ戦いが続く。
チェックメイトカントリークラブへの入口
いつものように亀の歩みでフラフラと上って行くと、唐突に右手にゴルフ場が見え始め、そこからはゴルフ場入口まではほぼ平たんとなった。ふぅ〜、やっと着いたか。それにしても「ゴルフ場まであと3キロ」「あと2キロ」という看板はあったが「あと1キロ」はなぜかなかった。励みにしてたのに(^_^;
チェックメイトカントリークラブ入口
ゴルフ場入口の先から少し上るとすぐに左手の展望が一気に開け、ピークらしきところからは菜の花の向こうに富士山(^o^) 見下ろせば足柄平野に流れる酒匂川、そして遙かには相模湾も望めるという、上った甲斐がある絶景が待っていた。実はここは神奈川県でも指折りの夜景スポットでもあるらしい。綺麗な写真がネットにはアップされているけど、自転車で夜に来る気にはならないなぁ。怖いもん(^_^;
足柄平野を見下ろす。酒匂川が流れ、左手遙かには相模湾
菜の花の向こうに富士山。中央に流れるのは酒匂川
ゴルフ場を過ぎたあたりから本格的な山道となり、道幅は車がすれ違えないほど狭くなり、急な下り坂となっていく。その途中に最明寺史跡公園への分岐があった。
公園は松田山の山頂付近、標高550メートルのところにある。到着したのがちょうどお昼どきで、芝生広場のベンチはハイカーの方たちがお弁当を広げたり休憩したり。そんなに多くの人がいたわけでもないが、平日だしほぼ誰もいないと思っていたので少し驚いた。みなさん90分かけて登ってきたのか。
最明寺史跡公園
色とりどり、様々の品種の桜が池を鮮やかに取り囲む。池の近くにある護摩堂跡の小山には「楊貴妃」なんて名前の桜もあった。「静謐(せいひつ)」という言葉がまさにぴったりの空間。癒されるなぁ。ただ見ごろは少し過ぎたようで、緑が多かったのは残念だった。実はチェックメイトCCへの道はずっと桜並木が続いていた。もうすっかり葉桜となっていたのだが、見ごろの時期はさぞ目を見張るものがあったに違いない。来年は満開の時期にぜひ訪れたいものだ。
最明寺史跡公園
最明寺史跡公園
最明寺史跡公園
楊貴妃
公園からは「林道 最明寺線」をダウンヒル。ここも桜並木だった。
道幅は相変わらず狭く、傾斜は急でカーブもきつい。路面も荒れており、落ち葉も多くて走りづらい。チェックメイトCCまで上り返して、来た道をダウンヒルした方が気持ち良かったかも、なんて思ったが、もう上り返す気も起こらずそのまま下っていった。次回来た時はチェックメイトCCの往復か、林道を上ってチェックメイトCCから下るのが良さそう。
林道 最明寺線。右手奧が公園
さてランチ。以前から気になっているお店が新松田駅近くにあるのだけど、お値段がねぇ、高いのよ。どうしようかなぁとお店の前を行ったり来たりして、でも、このチャンスに食べとかないと後悔するかもと、一大決心をしてのれんをくぐった。
焼きかつ丼 雫
「雫(しずく)」という、焼きカツ丼のお店で、熱海や小田原、静岡にも店舗があるチェーン店。お店の説明によると、焼きカツ丼とは「焼き卵をご飯の上にのせ、その上から揚げたてのとんかつと甘めのたれをかけた、卵でとじていないカツ丼」のこと。でね。実はそのとんかつの厚みが半端ではないのよ。一番ぶ厚いので3センチ前後もあるのだ。これがねぇ、ずっと気になってたのよ。
さて、気になるお値段。ロース赤身使用の上(厚さ3センチ前後)が2500円、並(厚さ1〜2センチ)が1800円。リブロースを使用した特上(厚さ3センチ)が3000円、特上ハーフ(厚さ1〜2センチ)が2300円。どれもカツ丼の値段じゃないね。
お店に入るときは並でいいかと思ったが、「特上は食感が違います」と言われて「特上ハーフで」と思わず口走ってしまった(^_^; ま、いっか。最初で最後にしよう。
しばらくして、でてきたトンカツを見てびっくり。特上ハーフなのに、どうみても3センチ近くはありそう。そして口に入れるとジューシーで、とっても柔らかい。うわ、旨すぎる。困ったなぁ、最初で最後にならないかも。さすがに最後の方は少ししつこくなってきたが、もう大満足やねん。ご飯は普通盛りにしたけど、年寄りにはちょっぴり多かったかな。次回はご飯少なめで。あ、また行く気になってるよ。
特上ハーフ(2300円)
食べ過ぎたねぇ、ということで帰りは寄り道してプチヒルクライム数回で腹ごなし。走行距離は120キロ、獲得標高は1740メートル。グロス平均時速が13.7キロ。まあ、桃源郷でのんびりしたし、激坂もあったし、カツ丼食べたしねぇ。仕方ないか(^_^;
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