それは、突然に。 | yamatoのブログ

それは、突然に。

いつものように、

午前中に病院に。

5日間のコロナ感染確認期間が終わました。

ケア病棟のある病院の病床も

空いていましたから、

無事に2月14日に転院の運びとなりました。

ケア担当の看護師さんから、

明日14日、9時30分に、

民間救急車と

付き添いの医師と看護師の手配を

済ませてあります、と。

支払う金額も教えてもらいました。

家内は、もう2日前からしゃべりません。

手も握りません。

娘たちにも同様だったようです。

病棟の看護師さんに、

明日の服装を尋ねました。

パジャマに羽織るもので、

パジャマは、ご自分のもの、と。

長女に連絡したら、

病院のレンタルは大きいものだから、

入院時に持って行ったパジャマは

着られないだろ。

夕方、無印良品で買って、届ける、と。

次女は出産間際でした。

私は帰宅して、明日の転院の準備。

15時に病院に行きました。

計測のために指に嵌めている装置が、

外れていました。

これまでは、家内が、自分で、

指を替えたり、手を替えたりしていました。

外れたら、自分で、嵌めていました。

外れていた装置を、

私が指に嵌めました。

家内が、外しました。

??????

しばらくして、

突然看護師さんが二人入って来ました。

血圧が測れない、

心電図からして、

おかしい、と。

足で測ろうとしても、測れません。

機械が持ち込まれました。

脈拍と血圧とが。

ケア担当の看護師さんが来ました。

今夜が山だから、お泊まりください、と。

急いで、長女に電話しました。

長女は、グランツーリ、

無印良品があります。

グランツーリ手前で、引き返しました。

病室の前で、長女とすれ違い、

20分くらい、大丈夫だろう、

と急いで自宅に。

玄関に、主婦連の会長さんからの

入院見舞いのお花が、届いていました。

母にカップヌードルを渡して、

これで晩御飯にして、と。

引き返えそうとした時、

電話がありました。

家内が、息を引き取った、と。

急いで病院に病室に。

長女も最期は知らない、と。

次女に電話連絡にと、

病室から出て、

ティールームに行って、

危篤と電話連絡している間に、

息を引き取った、と。

誰にも何も言わずに、

静かに逝ったと言うことでした。

レンタルパジャマが困った、

と看護師さんに、言ったら、

浴衣式のなら病院で買える、と。

お願いしたら、

買ってきて着替えさせてくださる、と。

担当医の死亡診断が終わって、

看護師さんが、着替えと化粧を

してくださいました。

口紅は、娘たちが。

では、また。