網膜剥離 その6 | yamatoのブログ

網膜剥離 その6

網膜剥離 その6


yamatoのブログ-RIMG0042 辛かったことが3つある。

1つが、以前に触れた、

検察医とかなにか、手術に立ち会ったT大の准教授から、

目を使わない仕事に就くように言われたこと。

ま、それは、数日で自分の答えを出したので、吹っ切れた。

2つ目が、ベットでのトイレ。

頭を固定されて、

半身15度くらいだろうか、

角度は憶えていないが、持ち上げられている。

その状態でしなければならなかったとだけ書いておこう。


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3つ目、これが一番辛かった。

頭が、痛い。

痒(かゆ)い。

看護師さんに、頭がいびつになっている気がする。痛い。

と、言ったら、それはどうにもできないと。

痒いと言ったら、笑って、掻いてくれて、いなくなった。

掻くのは手は自由だから自分でも掻けるのに、

と思っていたら、戻ってきて、

頭を何かで拭いてくれている。

すーっとした。

消毒用のアルコールである。

気持ちが良い。

これで、どう?と言われたので、

気持ちが良くなったと答えたら、よかったと。

しかし、それからが。

暫くして、また、その痒さが襲ってきた。

そして、病院が静かになる、夜になって、

自分の頭皮がぴりぴりとひび割れていくような音が聞こえる。

あああ、頭から、ふけの雪が降っている。

そんな、日々の繰り返し。

では、また。