唐招提寺から歩いて薬師寺へ。
知らない土地を歩くのが好きだ。
10分もかからず到着。
薬師寺ではお写経道場で写経を体験。
(これまでの写経経験は、京都大覚寺で2度の経験がある)
流れは…
①和袈裟を身に付ける
②丁子(ちょうじ)を口に含み体内から清める
丁子は漢方薬とのこと。
③香象をまたぎ身体の外を清める
④墨を磨る
⑤お手本に写経用紙を重ね文字をなぞる
⑥書き終えたら用紙を奉納し終了。
写経はお寺によって作法が違うのかな?
丁子を口に含むのははじめてだ。
京都、大覚寺では塗香を手に塗って清めたけど、薬師寺では身体の内と外、両方清めている。和袈裟も身に付けかなり厳粛な気持ちで写経を体験できた。
筆で文字を書く事に慣れていないのと、墨をどれだけ深く磨っていいのか塩梅がわからず、また、どれだけ筆に墨を乗せればよいのかもわからず、書き終えた写しをみると文字の色が薄かったり濃かったりバラバラであった。
回数重ねるうちになれてくるんだろうか…
とにかく物凄く良い経験になった。
静かな部屋で黙々と般若心経をなぞる。
薬師寺での記念すべき第1巻を納める事ができた。
奈良を満喫〜【法隆寺】3本の柱と鎌と鯛石篇〜に続く。