子猫を見つけたときの対処 | やまと動物病院のブログ

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メス猫はほかのメス猫の発情に誘発されて自分も発情を迎えることが多いです。

そのため子猫が生まれる時期というのが集中します。

 

たいていは春、秋の年2回ほどです。それと外れて生まれる子猫ももちろんいますが。

 

今年の春生まれの子猫たちもだいぶ成長し、院内でも眼・鼻ずるずるの子猫の数が落ち着いたなと思っていましたが、もう秋号がちらほら生まれ始めています。

 

さてそこで一つ注意をお願いしたいです。

自分ではまだしっかり歩けないような子猫を発見した場合、ほぼ間違いなく近くに親猫がいるので、人間の手ですぐに保護するのを待ってほしいのです。

 

猫の親子が移動する場合、母猫は1匹ずつ子猫を運びます。

猫は平均すると3,4匹子供を産みます。

そのため子猫だけしかいないという場面ができてしまいます。

 

その時に発見すると「子猫だけいる、このままじゃ死んじゃう!」

と思ってしまいます。すぐ保護したくなりますがただのお引越しの途中の可能性が高いです。

この時に保護してしまうとただの誘拐です。

 

母猫が移動中に事故などでいなくなる場合も中にはあります。

その時は子猫だけでは生きていけないので保護が必要です。

まずは子猫を見つけたらすぐに保護するのではなく、数時間母猫がいないか様子を見てください。

それでも来ない場合に初めて保護してあげてください。