ええ、先日、京都薪能(6/1)に行ってきた興奮さめやらぬ間に
奈良の薪御能(5/18)の記事、書いてます(遅っ)
夜は寒いしまだ袷
立涌の江戸小紋は手持ちで軽いもの
自分で染めた型染めの半衿と
お友達にいただいた
鹿島神宮のお守りを根付けに
またお能のときはつけたくなる
お友達からの翁の帯留
ご縁に感謝✨
わたしの着物ライフは
お友達からのご縁で
育まれているのですわ
さて
野外能や薪能の起源とされる「薪御能」
お能は奈良が始まりです
奈良から始まる
金剛・観世・金春・宝生の“大和四座”が揃いぶみ
演能の始まりには僧兵が法螺貝を吹いて登場
奈良でしか観られない古儀が厳修されます
わたしが出かけたのは2日目
午前は春日若宮の御前で
「御社上がりの儀」から始まります
金春飛翔さんが務められました
(応援してますのっ)
続く演能
金春流能「鵜飼」
シテは金春穂高さん
たぶん初めて観る演目
鵜飼の所作が興味深く
鵜飼についても考えさせられたことでした
若宮さまの御前で✨
この上なしです
春日の神様にご挨拶して
大黒社でお札をいただき
娘ふたりの婚姻が
末長く幸せでありますようにと祈り
午後からのお仲間たちとランチ
おうどんを軽くいただきました
そして夜の薪御能
「南大門の儀」が務められ
演能は
金春流能「東北」 金春安明
大藏流狂言「寝音曲」 茂山忠三郎
宝生流能「鉄輪」 辰巳満次郎
「鉄輪」(かなわ)の舞台は
京都の貴船神社
夫に新しい女性ができて捨てられ
丑の刻参りをする女
幽玄の灯りの中で
鬼女の哀しみを浴びました
(女性に辛い時代だわ)
なかなかハードだったけれど
いつまでも心に残る日となりました
春日の神様と興福寺の仏さま
御能が今も伝わること、
そしてお仲間たちに感謝です✨