11月半ばのことですが

森川杜園展と正倉院展に出かけてまいりました

 

 

森川杜園は幕末から明治にかけて

奈良で活躍した彫工の人

 

奈良人形を芸術に高め

正倉院の宝物模造に尽力し

 

画家であり

なんと狂言師でもあった人です

 

 

(図録から)

 

マルチアーティストなんていうと

軽々しく聞こえますが

 

芸術の天才というのは

ダビンチしかり、そういうものかもしれません

 

輝く光の玉みたいなの

持って生まれはったんかなーと

 

杜園のことを考えると

そんなふうにも思えるのです

 

(図録から)

 

鹿さんたち

作品の前に立つと

いのちが吹き込まれているのがわかります

 

迫ってくる感じ

 

この作品を前にした

奈良の名士たち、旦那衆

それはそれは

こぞって手に入れたかったでしょう

 

会いたかったわ、杜園さん

生誕200年の記念展でした

 

 

 

次は正倉院展に向かうのですが

予約制で待ち時間があったので

ブロ友、木蓮さんに教わっていた

スタバの限定メニューで

あったまることに

 

本当は冷たいほうが

見栄えがよかったのですが笑

この日は雨で寒かったのですわ〜

ほっこりおいしかったです〜

 

 

毎年出かけているのですが

 

いつもいつも

圧倒されます

 

 

 

天平文化の作品と

それをつくった人の手と心

身につけた人の気配まで

 

 

 

1300年の時を超えて

触れる思いになります

 

 

以前は古文書にはあまり関心が持てなかったのですが

近ごろ、とても惹かれるようになりました

 

書かれている内容もそうですが(読めないので訳が必要だけど笑)

文字ってすごいな、筆ってすごいな、と思うのです

そこからやはり人が、そして文化が、たちのぼってくるようです

 

こちらの文書は光明皇后の手によるものなのですわー

ガン見です

 

 

当時の筆、おもしろいなーと見ていたら

後日、NHKTVで正倉院展の特集をしていて

紹介されていました

 

TV見ないので全然知らなかったのですが

直前に知人がLINEで教えてくれました

助かりました〜

 

この筆、見た目にも美しいですね

持ってみたいわー

書けないけどー笑

 

そして!!

ナイスサプライズがありました!!

 

 

 

この翌日

ブロ友、mukugoronさんを

吉野にご案内することになっていたのですが

そのやりとりを出かける直前にLINEしていたら

なんとこの日から奈良入りされて

正倉院展に同じ予約時間で

行かれるとのこと!

 

 

会場でお会いして

その後、ちょっと🍶✨

 

すてきなお着物に

わたしが差し上げた

イチョウの帯留めを♪

(わたしは洋服でして;写真なし;)

 

このイチョウが呼び寄せてくれたのかしらと

おっしゃってくださった💕

 

家族の予定があったので

途中で失礼しましたが

正倉院の魅力など語り合い

楽しいお酒をお相伴させていただきました〜😻