~本来の自分に還る~

エネルギー・波動サロンSOU

近藤洋子です。

 

あなたの『したい!なりたい!叶えたい!』を全力で応援します

 

「世界の中に自分が存在しているのではなく、

自分の中に世界が存在している。

 

その自分の中の世界が世の中に投影し、

現実を創造している」

 

 

*「ああ~こんな日が来るなんてぇシリーズ」なんて名前つけたけど(笑)

第一話から第8話まで

 

京都での順調のように見えていた大学生生活に、

陰りが見えてきたのは、大学3年に進級してからだった。

 

 

1年、2年、授業にサークルに生活にと頑張っていた。

 

3年生に進級してすぐころから、

電話を頻繁(ほぼ毎日)にかけてきた。

一回の電話も3時間以上話す・・・

 

学校にいけない・・・

学校に行っても授業に出られない・・・

 

トイレで泣いてばかりいる・・・

 

飛んでいけないもどかしさ・・・

 

学校のカウンセリングも受けたようだ。

必死に何とかしようとしていた。

 

たまりかねて未来に言った

「帰っておいで、ちょっと休みな」

 

3年生のとき、環境の授業を受けていた。

題材は「信濃川」のことだった。

担当の先生も未来の様子を気にかけてくれて、

「実家に帰ってフィールドワークをしてきたらどうか」と提案してくれた。

 

夏休み前7月半月ほど帰ってきて、

授業のレポートのために、一緒に出掛けたりもした。

 

少し落ち着きを取り戻し、再び京都へ戻った。

すぐに夏休みになるから、それまで何とかなりそうだと。

 

正直あのまま京都にはおけなかったと思う。

ちょうどよく、環境の授業のフィールドワークがあり、

それも自分の地元信濃川のことを題材にしておいてよかった。

 

哲学の先生も環境の先生も、

よく未來のことを見てくれていると思い、

有難かった。

 

未來がトイレで泣いて(トイレから電話が来たこともあったな~)

落ち着いてからトイレから出ると、必ずといっていいほど、

ばったり会う友人がいたそうだ。

人文学部で同じ哲学の勉強会に参加している男子学生だ。

彼は未來の様子を見ても、普段と全く変わらず飄々としているらしい。

(気づいていて、気を使っているのか?気づかないのか?は分からないそうだ・笑)

どうしたの?とも大丈夫?ともそれらしいことは全く言わず、

関係あるのか?ないのか?自分のことを話して、消えるのだとか(笑)

 

そんな彼の態度にずいぶんと助けられたそうだ。

 

人に恵まれているんだな~

必ず、救いの手が伸びる。

誰かが、手を差し伸べてくれる。

それをちゃんと手に取れるかも重要だが。

 

 

おとなしく、あまり自己主張はしない方だ。

だから、クラスの中では目立たない存在かもしれない。

大きな声も出さない、騒がしくもしない。

物静かな印象、でも決して暗く陰気でもない。

 

幼稚園のころから思う

 

先生に恵まれていると。

人に恵まれていると。

 

 

親のところにも成績が送られてくる。

前期、後期と。

1,2年の時は、成績もよかった。

取得単位も多かった。

 

ところが・・・3年生は

やはり・・・単位を落としたり、ギリギリだった。

 

3年生の時は、何かと家に帰ってきていた。

いつもより夏休みも長く、後期始まるギリギリまで家に居た。

 

 

このブログを書くにあたり、

未來にあれこれインタビューもした(笑)

思い出したくないこともあったようだが、

 

私が客観的に(わたしの主観もはいるが)書くものだから、

未來自身もいつになく「客観視」ができたようで、

「過去が本当に過去になった。

やっとあの時の自分をちゃんと抱きしめることができた。

最初から読んでみて、涙がでてきた・・・・」

 

自己憐憫でもなんでもなく、自然に泣けてきて、

ひとつづつちゃんと「浄化・昇華」できたと。

 

大学3年生の話にもどすが・・・

大学のカウンセリングを受けることになったきっかけも、

1,2年の出席日数と成績が急に落ちたので、

学生課のスタッフが心配して連絡してきたそうだ。

精華大学の学生課のスタッフさんはほとんどが、

精華大学の卒業生だそうだ。

とても、在校生に対しての、心配りというか、見守り体制が整っている。

(ほかの大学を知らないので、ほとんどがそうなのかな~)

 

学生課のスタッフさんも、哲学の教授も、環境学の教授も、

精華の教授陣も未來の話を感じだと、とても生徒と近いと思った。

 

その点でも、京都精華大学に行ってよかったねピンクハートと思った。

 

 

3年生の時は、夏休み、冬休み、春休みの他にも自宅に戻ることで、

何とか4年生にも進級できた。

 

4年生に進級してからは、徐々に調子も取り戻し、

大学生活で初めて「バイト」を始めた。

それも、ちゃんと自分で選んで面接して、定期的に行くバイトだ。

 

大学最後の1年は3年生の時取れなかった単位取得に、

バイトに、卒論にと大忙しになっていった。

 

 

続く・・・

 

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