こんにちは、岡田奈美子です。
4月になり、新学年の季節ですね。
新しいコトが得意ではないタイプが多いので
なるべくひとりの時間をとる、気持ちを誰かに話すなど
ゆっくり充足の時間をとるといいかもしれません。(私はそうしてます^^)
今回のテーマは「子どもなのに、かなりプライドが高いよね!?」です。
HSP・HSCには
D、深く処理する
O、刺激を受けやすい
E、共感能力が高い
S、些細な刺激を察知する という特徴がありますが
HSCタイプの子ども達に日々、会っていると
プライドが高いという特徴もかなり目立ちます^^。
発達障がいのなかにも、プライド高い、融通きかない、こだわりが強いという特徴の高い子もいるので(個人差あり)
「ん?こっち(発達の特性)なのかな?」と思ってしまうことがあるほど。
中学生くらいだと、自分でネット検索をして「融通きかないと大人から言われるし、
自分は周りの子と違うような気がするから
発達障がいなのか?それとも心の病気…?」とグルグル一人で悩むことがあります。
今回は、そういうHSP・HSCタイプのプライドの高さについての話です。
一言でいうと、「専門分野のリーダータイプ」なんですね。
魂レベルが高いので、大人よりもかなり高い視点で物事をみます。
「将来、ある分野で、大きな影響力を与えられる」力を秘めている子も多いです。
大人になって、ある専門分野で活躍する場合プライドがあるって、とても大切なこと。
その人のキャラによって、リーダーシップを発揮したり、ふんわりとした優しさで周りを癒やしたり
方法は色々あると思いますが。
高い視点でみることができるからこそ
人とは違う大きな役目を果たす人なのです。
でも小さい頃からプライドが高いと
本人も周りもしんどくなることがあるんですよね。
なぜなら魂レベルとプライドが高いと、色々なことに気づくから。
「先生、それは大人としてどうなん?」とよく大人をチェックして
「もうこの先生、ムリ」となったり。
(先生も「扱いづらくて…。正直、ボクがしんどいです…」と心折れそうになっていますが><)
部屋を高い所から見ると、多くの人が気づかないタンスの上のホコリまで見える、ということ。
大人からみれば「子どものくせに融通のきかない、ガンコな子だな」とか
「人のイヤなところを見る子で、困ったヤツだ」となるんですね。
大人からすると、大人である自分のホコリを見つける子どもがいるなんて
たしかにバツが悪く、イヤですよね^^。
ステキな大人は「この子がいて、私も成長できるんですよ♪」と言ってくれますが(まぁカンタンではないですよね^^)。
その子にとっては、「真実」がみえているのに
誰にも言えないし、言ってもわかってもらえないし
その上注意されたりするし、煙たがられるし。
猿の「言わざる・見ざる・聞かざる」状態で、苦しいです。
せっかくの“わかる自分”に自信をもつどころか
「あったらダメな個性なんだ…」と傷ついて個性を縮こまらせます。
こんな風にせっかく視点が高いのに、子どもの時だと、よくないことのように扱われることが…。
だからこそ育てる大人も、育つ子ども自身も
一つ大事なことを覚えておいてほしいと思います。
小さい頃、大人からみると育てづらくて
本人も、周りからの扱いにストレスを抱きやすい場合は
その人が
“大きな器”として生まれてきているからこそ。
魂レベルが実年齢に合わないほど、高いから。
このことを、いつも心に入れておいていただけるといいなと思います。
いつもそう言って接している子たちが
すくすく伸び伸び生きていくのをみて、やっぱり大事だと実感しています。
もしハートが傷つき縮こまっているなら、たっぷり癒してあげてくださいね。
※発達系の特性とは異なります。両方ある人もいます。
人気記事 「敏感な個性 HSP・HSCは、どこで診断できるの?」
ただ今、セラピーのお申し込みを一時的に休止しております。ご了承ください。
今日もありがとうございました。
岡田 奈美子(公認心理師・スクールカウンセラー)
敏感・HSP・HSC・ひといちばい敏感な子・不登校・エンパス・インディゴチルドレン・クリスタルチルドレン・情緒障害・発達障害・ADHD/ADD(注意欠陥・多動症)・ASD・自閉症・自閉スペクトラム症・アスペルガー症候群・小学生・中学生・カウンセリング・アダルトチルドレン・診断・検査・相談