魂はどこへ | ドット模様のくつ底

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奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。


東大寺管長は
東日本大震災の被災地へ
弔いと法話のために
数回足を運ばれています。


先週末は東日本大震災の遺族の要請により

被災地の小学校へ行っておられたそうです。


遺族に法話をするときに

よく質問されることは、

「亡くなった人の魂はどこに行くんですか」
「人は死んだらどうなるんですか」

ということだと

管長に付き添われた僧侶さんが言っておられました。


仏様は自分がつくりだすもので、
人それぞれ違い、

形ある私達は実体はないもの。

個々が同じものを見ていても、

同じように見えているわけではないこと。

目に見えているものの形がなくなることは・・・


色即是空 空即是色・・・




五蘊皆空


「色」「受」「想」「行」「識」




ずっと毎日一緒にいた人と学校が離れてお互いに距離ができたとしても、

その人の消息を知らなくたって自分の心の中には生き続けている人がいるように、


たとえ今、現世にいないとしても心には生き続けていける。