前進あるのみ | ドット模様のくつ底

ドット模様のくつ底

奈良が好きなライターの瞬間ブッダな日々の記録。
福祉的な目線から心の問題を考えています。

正直をいうと、


奈良で生活をしている中では、


地震の影響を直接受けていないので


実感がありません。




私の場合、親戚に被災者がいるので、


話を聞くけれど、現場を実際に見ていないし、


今、私ができることを考えると、


直接届けたい衣類、生活必需品、食糧など


親戚にピンポイントで必要な物を届けることなど当然叶いません。




心でどうか食糧や必要な物資がいきわたりますようにと


祈るしかありません。


親戚は避難所生活から、

現在は家族ばらばらで親戚の家何ヶ所かに身を寄せているようですが、


宮城県は物を購入することが困難な状態です。


仙台での話で全ての地域なのかはわかりませんが、

3時間待って10品までと限定されてしか買えないなど、

物不足が深刻なようです。




こちらから送れるものは、


支援物資として、同じ品をまとめて


行政にお願いするしか今は手立てがない状態です。




また、現実問題として


ボランティアで被災地へ出向ける人も限られています。


公務員など行政にかかわる人や、


学生、仕事をしていない人などが中心です。


あと、NGO、NPOの方々。





ブログで皆一生懸命応援している人も、


募金活動をしている人も、


海外で日本を応援している人も、




それぞれの生活を守らないといけませんし、


直接の救援活動はできない人が大半ですが、




皆気持ちは同じだと思います。




善意の活動、声を信じて、


自分で確かな情報を判断していくだけです。




私も募金はしているけれど、


今後私は親戚を支援していかなくてはならない現実があります。


当然消費は控えてその分を捻出しないといけません。




普段通りの生活はしているけれど、


贅沢をする気分にはやっぱりなれないし、


食傷ぎみでもあります。


世の中は、変わらないものなどないし、


ものはあっても、ないようなものだという、


とらわれない空のこころで


変化を受け止めて、




今はとにかく


被災地と被災者を支え、


力強く前進するしかないです。