1979年11月4日・・
日本シリーズ第7戦 が大阪球場で行われた。
近鉄バファローズ 3勝
広島東洋カープ 3勝
両チームともに、この試合に勝てば初の日本一である。
9回表を終わり、4対3で広島がリードしていた。
9回裏のマウンドには広島の守護神・江夏豊投手が上がった。
この試合、江夏投手は7回から登板していた。
7回、8回と無失点に抑えた後の9回のマウンドだった。
9回裏、近鉄打線が江夏投手に襲い掛かった。
そして、これ以上ない絶好のチャンスを迎えた。
ノーアウト満塁である
この試合を見ていたほとんどの人は・・
[これで近鉄が初の日本一やな!]
そう思ったと思う。
私も、そう思いました。
そして、江夏投手も・・
[よ~し!どうせ負けるなら、気持ち良く打たれて負けよう!]
そう考えていたようです。
野球とは、不思議なものです。
勝ちたい、勝ちたいと思えば思うほど上手くいかないものです。
広島東洋カープ初の日本一は、こうして実現したのです。
この江夏投手の気持ち
これが誠塾の投手陣に足りないような・・。
先日の試合を見て、そんな印象を強く持ちました。
誠塾の[誠]
この名付け親は
間接的ではありますが、江夏豊さんです。
帽子には漢字一文字で[誠]
Tシャツにも[誠]を入れています。
誠を求めて
晃輝クン、ヒロト君には強い気持ちを持ってもらいたいですね。
絶体絶命の大ピンチを無失点で切り抜けた江夏投手・・
日本のプロ野球が続く限り、永遠に語り継がれるであろう・・
江夏の21球
投手を目指す者なら・・
こういう気持ちも必要ということかな。
晃輝クン、ヒロト君、頑張ってネ
じゃあ、バイバ~イ