昨年5月頃の朝日新聞の記事に次のようなものがありました。



「子どもとスポーツ・どうする体力低下」


サッカーは得意だけど、ボールを投げられない子が増えた・・


早くから専門に特化することの弊害が出ているように思う。


陸上の記録に、その一端が表れている。


100メートル走や1500メートル走での記録は、昔と比べて


大きく伸びている。


しかし、走り高跳びや走り幅跳びなどの跳躍系種目になると


様相が異なる。


タイミングを合わせ、体全体を連動させる種目では、


昔とレベルがおおむね同じという構図だ。


運動能力の偏りの激しさは、五輪を狙うような


トップ選手が集まる現場でも、感じられている。


「その競技に特化した一部の体力は優れているが、


それ以外は一般人レベルという選手がいる。


そして、そういう選手はケガが多い傾向がある」


子どもの頃に遊びの中で運動量を確保し、


様々な基本動作を習得する体験をせず、


早い段階から単一スポーツのトレーニングに励む影響が


一因とみられる。


「まず、風邪をひかないなど生活上の体力を身につけ、


様々な運動の引き出しを獲得した上で、専門的な


トレーニングに入っていくのが望ましい」



というような内容でした。


少なくとも、小学校低学年までは色々なスポーツを経験した


方が良いように思います。


詳しいことは分かりませんが、アメリカでは高校生でも


複数の競技をしているとか・・(間違っていたらゴメンナサイ)


いずれにしても、子どものスポーツに関わる者として、


こういうことを頭に入れて指導するようにしたいですね。




小学校低学年までは色々なスポーツを!


そんなことを言われても現実は・・


例えば、少年野球チームに入ったら時間が無いというか・・


試合があれば応援にもいかないとダメだし・・


簡単には休めないし・・


複数のスポーツをしたいけど難しいんだよネ。


アメリカでは高校生も複数スポーツをしている?


そりゃあ、アメリカでは可能だよ(^^♪


だって、全体練習は週に3日程度だし・・


練習時間だって長くないんだからネ。


複数のスポーツを掛け持ちできる環境なんだよ。


日本とは環境が違いすぎる訳だから、


一緒には考えられないと思うよ。


でも、ホントはネ・・


自分たちで選べる環境が一番良いんだよ・・


「この日は野球に行き、次の日はサッカーだよo(^-^)o


あっ、テニスもしたいな・・じゃあ、今度はテニスだ!」


そういう子もいれば、


「ボクは野球だけでいいよ!


え~と・・この日は自分のチームで練習して・・


次の日はアソコで練習だよ!


色々な野球を経験したいからネ」


日本にもそんな時代が来るといいネ(^^♪


じゃあ、また!


バイバ~イドキドキ