「その4」が2015年だから実に8年ぶりとなる。

このところ、売却問題で異常なアクセス数となっている池袋西武百貨店関連の記事。
もっといろいろ思い出があったんだけど、あんまり詳しく書くと個人情報にひっかかったりするので書けない。

令和の世にあのような「デモ」も「スト」も珍しいし、どちらかというと、表立っていた「正社員」を冷めた目で見ていた。
私は学生バイトの労働搾取で成り立っていた現状を身をもって知っていたし、えげつない裏側も見て来た。
過去記事でも書いたけど、火事になったらまず助からないであろう従業員用通路が今改善されているとも思えない。
今では考えられないようなパワハラ、セクハラが横行し、上層部の人からの唐突な不倫デートの誘いもあった。
果たしてそれらがどれ程良くなってきたのかはわからない。

そういう負の思い出と、楽しい思い出が入り混じってこそ平成初期の百貨店だったなあ。
「孤独のグルメ」に出たうどん屋やサボテン売り場、どうなっちゃうんだろう?

難しいね。
「お客様は神様で、全ての従業員はしもべ」という世界が未だに続いているのが百貨店というところ。
現代の感覚にはそぐわないのかも。
火事になったらお客さんを助け、喜んで自分達が焼け死ぬ事もいとわないってな意気込みじゃないと続かないのかな?
そういうもんでもないか・・・

ちなみに、居酒屋でお客さんに呼ばれたり、注文を受けた際に「はい、喜んで!!」と返事をするのはおそらく西武百貨店に入っていた釜めし「」が最初だと思う。
オリジナルの清酒「よろこんで」という酒があった。

同じ系列の「パスタベラ」(パスタの店)「小吃坊」(中華料理)でも時々社員の人が「はい、喜んで!!」と答えていたのがおかしかった。
しかし、さすがに「CASA」(カーサと読む。ファミレス)ではそんな事はなかった。


つづく・・・かな?