父の葬儀の際に、なんと私がかつて勤めていた会社から弔電と、会社の吹奏楽団からは弔電+香典をいただいた
 
夫と職場結婚だったし、退社後もエキストラで出演していたとはいえ、退社してもう15年になる。
にもかかわらず、このような心遣いをいただいて本当にうれしい。
 
先日、流山おおたかの森にあるケーキ屋に行き、吹奏楽団にお礼の菓子折りを手配した。
 
帰りは通常東武アーバンパークラインの下を通るトンネルをくぐって行く所、1本違う道を通った。
通称「お化け踏切」()である。
もちろん、今はお化けなんて出ないし、心霊スポットにもなっていない
むしろ、VOW物件の類だったと思う。
 
 
 
昔々、この道が車1台がやっと通れる程の狭さだった上に、この踏切にこのような遮断機がなかった頃、電車との接触事故が多発していた。
東武アーバンパークライン・旧称:東武野田線は当時「おおたかの森」駅がなかったので、ちょうど「豊四季」駅と「初石」駅の中間部分にあたる。
当然電車のスピードもかなりあがっていたであろう。
 
事故を起こした人からは「2体の女の幽霊が浮遊していた」という証言があったという。
また、死者も出た。
 
しかし、役所も鉄道会社も一向に動いてくれず、シビレを切らした自治会のメンバーの1人が巨大な女の幽霊のハリボテ人形を作成し、設置したのだった。
ものすごいホラーな文字で書かれた「幽霊よりみなさまへ」といった文面もつけて。
 
なんか夜中とか怖くてかえって事故りそう。
VOWでもあったでしょ?
肌を露出した女性が「ホラ見てちゃダメ。事故の元」って言っている看板が。
でもそれと決定的に違うのは芸術性の高さ。
 
でも結局踏切はやっと改善され、事故も減り、人形も撤去された。
やがて事故死した死者の霊を慰める為のお地蔵さんが設置され、新しくつくばエクスプレスとクロスする乗り換え駅として、「おおたかの森」駅ができた。
道路も整備され、今のような幅になった。
 
 
 
しかし・・・お地蔵さんには相変わらずぶつけられた跡が。
 
興味のある人は画像検索してみて下さい。
最近の写真もありますが、比べて見るとお地蔵さんの脇に生えていた木が切られてしまった事もわかります。
 

なんと!
吹奏楽団の練習が臨時で中止になったとか。
次の練習は1週間先だ!
お化けの呪いか?
 
でも、日持ちするクッキーにしておいてよかった。