種を蒔かなければ果実は実らない | 真理は心の中にある

真理は心の中にある

真理は心の中にある。これが私の基本的修行スタイルです。日々、思っていること、考えていることのなかで、読者が参考になると思われることを書いていきたいと思っています。

行動する前に迷うのは愚の骨頂。
まずは行動。
その後いろいろ混乱するが、時が経てばあるべき所に落ち着くようになる。

種は常に蒔き続けること。

蒔き続けた種の多くは芽を出すことなく、そのまま埋もれてしまうかもしれない。
しかし、その中で僅かな種が芽を吹き、成長していく。
その中で花を咲かせ、果実を実らせるのは、更に少ない。

しかし、いずれにしても種を蒔かなければ、花を咲かせ、果実が実るという結果はありえない。

先読みし過ぎて、行動力を鈍らせてはいないであろうか。
混乱を怖れて、二の足を踏んでいないであろうか。

その一歩を踏み出すことで、いろいろ厄介な出来事が起きてしまうことがあるかもしれないが、それを怖れていては、何事も始まらない。

宗教という壁の中に閉じこもっていれば、安泰であったかもしれない。
しかし、それでは、いつまでも現状維持で発展はなかった。
ダメージを受けること覚悟で政治に進出しなければ、そのまま埋もれてしまっていたかもしれない。

世間の波風に晒されることを怖れて一宗一派で事足れりとするのか、それとも実力不足を覚悟で世界宗教を目指すべきか。
そのいづれも選ぶことができたが、主は迷うことなく、世界宗教を目指した。

国難迫りくる情勢の中で待ったなしの決断であったが、もし主が一瞬の迷いを見せれば、教団の崩壊を招いていたかもしれない。

これから世の中は混乱する。
疑いは疑いの心を呼び起こし、事態は更に混迷していく。

混乱していく世の中で、多くの人は恐怖に支配されていくようになっていくが、それは滅びへの道だ。
私達は、愛と許しの教えを礎として、人々に希望の光を灯し続けなければいけない。

まだ出会っていない人の中に多くの協力者がいるのは間違いない。
私たちができることは、その埋もれた光を丹念に掘り起こしていくことだけだ。