今年の3月末、3年間務めたきた小学校のPTA会長を退任。

地区のPTA連合団体に「改革提言書」をかいた。

 

その文は「大炎上」

私のような政治学者にとって「決めごとの手続き」は民主主義の基本だが、それを説教されても「はあ~」と思うのが生活者だ。彼らを諫めるのは簡単だが政治的には無意味だ。

 

永田町でも同じ。枝野幸男議員と友人開催の「憲法トーク」などで意見を交わした。

 

共通していたのは私が何か言うと、ほぼ100%「それは〇〇〇じゃないですけれど」と必ず否定から入る枝野話法だ。

 

 

イベントも冒頭から「野党代表なので皆さん期待の発言はしません」と・・・。

私が「立憲を立ち上げた時の情熱」をほめたのに、「でも政治は時間の関数ですから」と否定的反論」

 

「国公立大学の授業料を全額無償にするには財源3500億で出来ます」というと「全額が適切かどうかはわかりませんが」と否定で返す。

言ったことを必ず否定で返す。

 

言ったことを否定で返す人はいるが、枝野氏は政治家だそんな基本に注意を払えない政治家が民主政治の仲間をあつめられるのかと」私はいかぶる。

 

それより「この人は自分の事を肯定いるんだなと思った時、応援しようと思う」

みんな普通に肯定されたい」からだ。正しいじゃない。

 

良い学校を出て弁護士になって、.

継ぎ目のない言葉で相手をやり込める最大野党の代表が「まず否定からはいる」話法を貫いて仲間をふやせるか?

 

専修大教授 岡田憲治 文芸春秋12月号より