おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.14%高の40,890.49と反発、NASDAQは0.57%高の17,918.99と反発、S&P500は0.42%高の5,620.85と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、3.804%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、3.933%と6bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル145.014円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル71.94ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.38%高の5,267.93と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,020 △50、CME日経平均先物は37,885 △350となっています。

 

 

S&P500セクター別では、FINANCIALSが0.14%安、ENERGYが0.01%安と2セクターが下落した一方で、CONSUMER CYCLICALが1.18%高、BASIC MATERIALSが1.15%高、UTILITIESが0.74%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は昨日の東証終値近辺で寄り付きそうです。

 

昨晩発表された7月FOMCの議事要旨や米労働省による米雇用統計の年次改定は、米景気の減速感や9月のFOMCでの利下げ確率や今後の利下げペースが速まる可能性を高める内容でした。

 

その結果、米長短期金利は低下し、ドル円はドル安円高基調で推移しています。

 

本日も東京株式市場の場中におけるドル円の動き次第で上下に振れる展開となることが想定されます。

 

ドル円の動きだけで言えば、昨日東証大引け時点でのドル円は1ドル145円台半ばで、本日の東証寄り付き時点では1ドル0.5円程度のドル安円高水準となると思われ、若干下方向に振れるのではないかと考えられます。

 

一方で、SOX指数が反発するなどしたころから、日経平均株価採用の値がさ半導体関連銘柄が一転買われる展開となれば、日経平均株価は上方向に振れそうです。

 

国内長期金利は現状では低めで推移しているとはいえ、日本はこれから金融引き締め局面に入るため、米国とは金融政策のフェーズが異なることは念頭に置いておきたいところです。