こんばんは。

 

本日の東京株式市場は、主要株価指数が高安まちまちの展開となりました。

 

日経平均株価、TOPIXは3日ぶりに反落、東証グロース250指数、東証REIT指数は3日続伸しました。

 

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきたことや、外国為替市場でドル円が昨日東証大引け時点と比較してドル安円高基調で推移していることなどを嫌気し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きました。

 

その後は下げ幅を広げる展開となり、一時800円を超える下げ幅となる時間帯もありましたが、昨日同様売り物が一巡すると日経平均株価、TOPIXともに前場の段階でプラス圏に浮上しました。

 

その後日経平均株価は上昇幅を200円を超える水準まで上昇しましたが、その水準で伸び悩むと、その後は大引けまで売り物に押されがちとなり、結局両指数ともにマイナス圏で取引を終えました。

 

徐々に日中の値幅が縮まっており、また東証プライム市場の売買代金も低下し、市場は落ち着きを取り戻しつつあるように見えます。

 

とは言え、未だに日経平均株価で1,000円を超える取引時間中の値幅はボラタイルな展開にあることには変わりなく、明日のマイナーSQ後の展開に注目しています。

 

また、明日は3連休を控えた週末の営業日のため、手じまい売りやヘッジ売りも嵩むことが想定されるため、注意しておきたいところです。
 

さて、昨日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、7月第5週(7/29~8/2)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。

 

まず、先週7月第5週(7/29~8/2)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。

 

日付     始値    高値    安値    終値    前日比

08/05    35,249.36    35,301.18    31,156.12    31,458.42    -4,451.28
08/02    37,444.17    37,471.52    35,880.15    35,909.70    -2,216.63
08/01    38,781.56    38,781.56    37,737.88    38,126.33    -975.49
07/31    38,140.77    39,188.37    37,954.38    39,101.82    +575.87
07/30    38,241.35    38,531.16    38,076.70    38,525.95    +57.32
07/29    38,139.12    38,719.70    38,010.01    38,468.63    +801.22
07/26    37,792.87    38,105.96    37,611.19    37,667.41    -202.10

 

先週は7月30日、31日両日にわたって日米の金融会合が開催され、その結果発表後に両国の真逆の金利政策が意識されたため、金利差縮小観測からドル円のドル安円高基調が加速し、さらに7月雇用統計に弱い数字が見られたことで米国のソフトランディング期待が後退し、日米両株式市場ともに週後半は調整色を強めました。

 

そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかをグラフで見てみます。

 

上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。

 

 

 

東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、個人(4,795億円)、投資信託(3,144億円)、事業法人(1,394億円)などでした。

 

一方で、売り越した主な投資主体は、海外投資家(5,670億円)、証券会社自己売買部門(4,354憶円)、その他金融機関(63憶円)などでした。

 

2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、

 

証券会社自己売買部門:2兆5,058億円の買い越し

法人:7兆2,031億円の売り越し(そのうち信託銀行が9兆5,024億円の売り越し)

個人:3兆3,225億円の売り越し

海外投資家:8兆4,927億円の買い越し

 

となっています。

 

一方で、今年度に入ってからの18週累計では、

 

証券会社自己売買部門:3兆3,714億円の売り越し

法人:1兆6,616億円の買い越し(そのうち信託銀行が8,238億円の売り越し)

個人:1兆2,686億円の買い越し

海外投資家:3,665億円の買い越し

 

となっています。

 

直近では信託銀行が少額ですが2週連続で買い越し、証券会社自己売買部門は日経平均株価が史上最高値を更新したころから4週連続で売り越しており、また週を追うごとに売り越し金額が増加しています。

 

また、ほぼ時を同じくして海外投資家も売り越しに転じており、3週連続で大きく売り越しています。

 

2023年度入りしてからの上昇相場を牽引してきた上記の2部門の売り越し転換が、今回の下落局面の原因の一つとなっているようです。

 

日経平均 34,831.15 ▼258.47(-0.74%)

 

TOPIX      2,461.70 ▼27.51(-1.11%)

 

売買代金(東証プライム) 5,350,920百万円

 

騰落レシオ(25日移動平均ベース)  81.11  値上がり銘柄数 589  値下がり銘柄数 1,027

 

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売買結果

 

リョーサン菱洋HD  100株(売り2,439→買い2,467)-4,300(平均買い単価2,482)

リョーサン菱洋HD  100株(買い2,467→売り2,451)-3,100(平均買い単価2,482)

 

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本日も、日計りで損出ししました。

 

実質的には、手数料を除いて4,400円の損失となりました。

 

現時点では総額では評価益が出てはいるものの、所有39銘柄中11銘柄がマイナスに陥っており、これらの損出しを順次行って今年の譲渡益額を減額していきたいと考えています。

 

本日のトレードの確定損益は、

 

       [   -7,400  -   550 (売買手数料) +  0 (キャッシュバック)  =  -7,950  ]

 

となります。