おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.12%安の40,539.93と3日ぶりに反落、NASDAQは0.07%高の17,370.20と続伸、S&P500は0.08%高の5,463.54と続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.181%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.402%と2bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル153.793円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル75.69ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.30%安の5,087.62と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,290 ▼160、CME日経平均先物は38,330 △95となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.87%安、TECHNOLOGYが0.33%安、FINANCIALSが0.21%安となるなど4セクターが下落した一方で、CONSUMER CYCLICALが1.42%高、COMMUNICATION SERVICESが0.87%高、REAL ESTATEが0.62%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちの展開で還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

昨日2%以上の自律反発を見せた日経平均株価ですが、本日は一旦利益確定売りなどを交え反落基調でのスタートとなりそうです。

 

本日発表される先週末時点での信用取引残高で、信用買残高が5兆円規模に膨らんでいる可能性も高く、先週の急落場面で悪化したであろう需給の悪化が解消されるまではしばらく下値鍛錬の展開が続くことを想定しておいた方がいいかもしれません。

 

ただ、個別銘柄に関しては、決算と言うカタリストがあるため、全体相場と逆行する銘柄も出てくることが想定されるため注意しておいた方がよさそうです。

 

また、本日から日銀政策決定会合とFOMCが開催されるため、債券・為替・株式市場に影響を及ぼすような重要事項が決定、あるいは見通しがアナウンスされる可能性もあるため、米国株式市場同様に様子見姿勢が強まり、方向感の出ない展開となる可能性もありそうです。