おはようございます。
先週末の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。
NYダウは1.64%高の40,589.34と続伸、NASDAQは1.03%高の17,357.88と4日ぶりに反発、S&P500は1.11%高の5,459.10と4日ぶりに反発しました。
米国債10年物利回りは、4.194%と5bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.387%と5bp低下しました。
ドル円は、1ドル153.702円とドル高円安基調で推移しています。
WTI原油先物は、1バレル76.44ドルと下落しました。
SOX指数は、1.95%高の5,103.13と4日ぶりに反発しました。
大証ナイトの日経平均先物は38,200 △510、CME日経平均先物は38,235 △465となっています。
S&P500セクター別では、INDUSTRIALSが1.72%高、BASIC MATERIALSが1.68%高、REAL ESTATEが1.67%高となるなど全11セクターが上昇しました。
本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。
先週末時点で8日続落していた日経平均株価は、海外市況の好転を受け9日ぶりに反発する可能性が高くなりました。
ただ、持続的な上昇につながるのか、あるいは単なる自律反発に過ぎないのかは、需給や決算内容のトレンド次第といったところでしょうか。
明日発表される先週末時点での信用取引残高で、信用買残高は恐らく2006年6月以来およそ18年ぶりの高水準となった先々週末時点の4兆9,254億円を上回っている可能性が高く、今後需給要因から上値を抑えるのではないかと考えられます。
一方で、決算発表が8月9日(Fri.)の830件をピークに予定されており、個別銘柄の決算内容次第で相場のセンチメントも悪化、あるいは良化する可能性もあり、全体相場の行方に少なからず影響を与えそうです。