おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.06%安の39,308.00と3日ぶりに反落、NASDAQは0.88%高の18,188.30と3日続伸、S&P500は0.51%高の5,537.02と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.360%と7bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.708%と5bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル161.613円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル83.68ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.92%高の5,651.72と4日続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は40,700 △100、CME日経平均先物は40,660 △400となっています。

 

 

S&P500セクター別では、HEALTHCAREが0.73%安、CONSUMER DEFENSIVEが0.12%安、FINANCIALSが0.11%安となるなど4セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが1.48%高、BASIC MATERIALSが0.81%高、UTILITIESが0.63%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちの展開で還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

今晩Independence Dayの祝日で米国株式市場が休場となるため、東京株式市場では米国の投資家からの売買が縮小することが想定され、若干市場エネルギーが少なくなる中、日経平均株価、TOPIXともに史上最高値を更新する流れとなるかどうかが焦点となりそうです。

 

史上最高値の更新は通常の1日の振れ幅の中で更新できる水準まで上昇してきており、市場の目線はその先、前回高値を抜いた後トレンド転換できるかどうかに移っているのではないかと思います。

 

つまり、前回高値とほぼ同水準で押し返されボックス圏での動きとなるのか、それとも前回高値近辺をサポートラインに新たなステージに立つのか、が注目されそうです。

 

若干指数先行の上昇でここまで来たため、日経平均株価やTOPIXの指数寄与度の高い値嵩株や大型株主導で、小型株にはキャッチアップできていない銘柄も散見されますが、その分過熱感も乏しいとも言え、息の長い上昇となることも期待したいところです。