おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.76%安の39,112.16と6日ぶりに反落、NASDAQは1.26%高の17,717.65と4日ぶりに反発、S&P500は0.39%高の5,469.30と4日ぶりに反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.250%と2bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.745%と2bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル159.644円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル80.78ドルと下落しました。

 

SOX指数は、1.79%高の5,467.66と4日ぶりに反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,320 △170、CME日経平均先物は39,290 △580となっています。

 

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが1.85%高、TECHNOLOGYが1.79%高、ENERGYが0.14%高と3セクターが上昇した一方で、REAL ESTATEが1.41%安、BASIC MATERIALSが1.28%安、UTILITIESが0.98%安となるなど8セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちで還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物が、しばらく継続しているボックス圏の上限近辺のため寄り付き直後は利益確定売りなどに押されそうです。

 

その後の追撃買い、追撃売りはそのレジスタンスラインを上回るかどうかにかかっているため、少なくとも前場はトレンドを見極めるため様子見姿勢が強まりそうです。

 

本日は権利付き最終売買日のため、権利取りの需要が見込まれる一方で、つなぎ売りなどでヘッジする動きも考えられることもあり、大引けにかけて上下に振られる可能性もあり注意しておいた方がいいかもしれません。

 

また、明日6月に株主総会を予定している企業のおよそ30%にあたる668社(のうち配当金を支払う企業)から(株式数比例配分方式を選択していれば)配当金が集中的に入金されるため、配当金の再投資が需給の改善要因の一つとして期待できそうです。