おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.67%高の39,411.21と5日続伸、NASDAQは1.09%安の17,496.82と3日続落、S&P500は0.31%安の5,447.87と3日続落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.235%と2bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.723%と1bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル159.608円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル81.72ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、3.02%安の5,371.52と3日続落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,710 ▼30、CME日経平均先物は38,710 △235となっています。

 

 

S&P500セクター別では、TECHNOLOGYが2.07%安、CONSUMER CYCLICALが0.74%安と2セクターが下落した一方で、ENERGYが2.73%高、UTILITIESが1.25%高、CONSUMER DEFENSIVEが1.00%高となるなど9セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちで還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は昨日の東証終値近辺で寄り付きそうです。

 

昨日日経平均株価はドル高円安に振れたドル円を材料に海外売上比率の高い銘柄が選好され、一時39,000円の節目を伺うところまで上昇しましたが、結局超えることなくコンフォートゾーンとも言える水準に押し戻されました。

 

本日はSOX指数が大幅に続落したことを受け、値がさ半導体関連銘柄の動向に注目が集まりそうですが、そうした銘柄のうち日経平均株価に採用されているレーザーテックや東エレクなどの動向によっては日経平均株価の押し下げ要因の一つとなりそうです。

 

また、四半期末を週末に控え、自社株買いも入りにくいとの見方もあり、投資部門別売買動向で一貫して買い越し基調を続けていた事業法人の買いが少なくなれば、売りに押される場面もありそうです。

 

一方で、6月本決算、12月中間決算銘柄の権利付き最終売買日を明日に控え、権利取りの買い需要が下値を支える要因の一つと言えそうです。

 

また、昨晩ドル円が大きくドル安円高に振れる場面もありましたが、昨日東証大引け時点の為替水準に戻して寄り付きを迎えそうなので、昨日同様海外売上比率の高い銘柄を中心に物色される可能性もありそうです。