こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数が高安まちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIX、東証REIT指数は続伸、東証グロース市場250指数は3日続落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価、TOPIXともに続伸して取引を終えました。
ただ、本日の米国市場が主日のため休場となることや上値を買い進むだけの材料にも欠ける中、上値の重い展開が続きました。
また、昨日東京証券取引所株式部から発表された「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2024/6/14申込み現在)」から、信用買残高が直近高値だった4月第3週のそれを上回り、目先の需給悪化を懸念した見方もあったようです。
昨日のブログで掲載した推移グラフで視覚的に確認しましたが、信用買残高を信用売残高で割った信用倍率は6.40倍と、遡れる1994年12月以降で最高となった4月第3週の7.29倍や先々週の6.52倍よりは改善していますが、信用買残高が4兆8,697億円まで積み上がり4月第3週の4兆8,645億円を超えてここ14年来では極大値を記録していることもあり、需給の先行きの悪化が懸念されたのかもしれません。
また、日経平均株価のチャート形状も目先ダウントレンドを示唆しており、明確に否定するような陽線でも発現しなければ、今後も同様の展開となる可能性もありそうです。
一方で、個別銘柄に目を移せば、年初来高値を更新する銘柄も多く、株価指数の推移から感じられるほどの停滞感を感じづらいことも確かです。
二極化相場が言われて久しいですが、個別銘柄の動向を見る限りでは今期の決算見通しの発表を経てそうした動きが顕在化してきており、またその反対の動きも継続していることから、買われる銘柄は買われ、売られる銘柄は売られるため、安易に利の乗った銘柄を利確して割安(と感じられる)銘柄を買っても報われない相場展開となっているようです。
日経平均 38,570.76 △88.65(+0.23%)
TOPIX 2,728.64 △12.88(+0.47%)
売買代金(東証プライム) 3,347,477百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 101.15 値上がり銘柄数 1,029 値下がり銘柄数 574
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。