おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.49%高の38,778.10と5日ぶりに反発、NASDAQは0.95%高の17,857.02と6日続伸、S&P500は0.77%高の5,473.23と反発しました。

 

米国債10年物利回りは、4.285%と6bp上昇しました。米国債2年物利回りは、4.768%と6bp上昇しました。

 

ドル円は、1ドル157.695円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル79.95ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、1.60%高の5,688.10と反発しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,430 △430、CME日経平均先物は38,410 ▼85となっています。

 

 

S&P500セクター別では、UTILITIESが1.14%安、REAL ESTATEが0.70%安、HEALTHCAREが0.20%安と3セクターが下落した一方で、CONSUMER CYCLICALが1.43%高、TECHNOLOGYが1.18%高、INDUSTRIALSが1.08%高となるなど8セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

昨日は欧州の政情不安を材料に比較的大きな下落に見舞われた東京株式市場ですが、本日は一旦戻りを試す展開となりそうです。

 

ただ昨日の下落局面で信用買残高が増えた可能性が高く、短期筋の戻り待ちの売りをこなすだけの一日となりそうですが、元のトレンドへ回帰できるかどうかが本日のテーマとなりそうなのでそれでいいのではないかと考えています。

 

後講釈ですが、日経平均株価は38,000円の大台を割り込むことを拒否した形になったことから、昨日は下方向を試す一日だったのかもしれません。

 

チャート上は上から60日MA、20日MA、5日MAと並ぶ直前で踏みとどまっていますが、本日終値でせめて38,700円台をつけなければ、それぞれの移動平均線の方向も下向きとなっており、短期的な弱気相場に転換しそうです。

 

また、昨日は大型株が下げを主導した形となっており、相対的に小型株が堅調でしたが、本日は逆に大型株が上昇を主導し小型株がアンダーパフォームするのか、あるいは特に時価総額に関係ないような展開となるのかに注目しています。