おはようございます。

 

先週末の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.15%安の38,589.16と4日続落、NASDAQは0.12%高の17,688.88と5日続伸、S&P500は0.04%安の5,431.60と5日ぶりに反落しました。

 

米国債10年物利回りは、4.221%と1bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.707%とほぼ変わらずでした。

 

ドル円は、1ドル157.457円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.49ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、0.07%安の5,598.31と5日ぶりに反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38.460 ▼380、CME日経平均先物は38,495 ▼85となっています。

 

 

S&P500セクター別では、COMMUNICATION SERVICESが0.56%高、TECHNOLOGYが0.51%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.01%高と3セクターが上昇した一方で、INDUSTRIALSが1.03%安、BASIC MATERIALSが0.94%安、ENERGYが0.83%安となるなど8セクターが下落しました。

 

本日の東京株式市場は、先週末の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちで還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で下落して寄り付きそうです。

 

先週末は日銀政策決定会合の結果発表を昼休みに控えていたことやSQ値算出など特殊要因が重なり、日経平均株価は大きく下落して寄り付きましたが、過度の警戒感が後退したのか徐々に買戻しの勢いが強くなり、結局前日比プラスで日経平均株価やTOPIXは上昇して取引を終えました。

 

先週末の大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物は9月限に切り替わっているため、現物との価格差が6月配当落ち分だけ乖離しているため、若干ひらきが出るため概ね38,500円近辺での寄り付きとなりそうです。

 

日銀のスタンスも政策金利引き上げなどを含めた金融政策正常化には時間をかけるというものであり、米国や欧州とは違ったフェーズへの入り口にようやく立てたという認識でいます。