こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数が高安まちまちの展開となりました。
日経平均株価は続落、TOPIXは3日続落、東証グロース市場250指数は5日続伸、東証REIT指数は反落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場でNASDAQとS&P500が連日で史上最高値を更新する中、寄り付き前の大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物もふたたび39,000円台に乗せてきていたことから買い先行で始まりましたが、買い一巡後しばらくは売り買い交錯して39,000円台を維持していました。
しかし、39,000円の大台を10時前に割り込むと売り優勢な展開が大引けまで継続し、日経平均株価、TOPIXともに本日の安値圏で取引を終えました。
SQ値の算出や日銀政策決定会合の結果発表を明日に控え、警戒感の強い一日となり、東証プライム市場の8割以上の銘柄が下げる全面安でした。
さて、昨日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、6月第1週(6/3~6/7)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。
まず、先週6月第1週(6/3~6/7)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
06/10 38,689.78 39,081.54 38,689.78 39,038.16 +354.23
06/07 38,597.55 38,747.27 38,560.85 38,683.93 -19.58
06/06 38,841.66 39,011.93 38,693.50 38,703.51 +213.34
06/05 38,654.09 38,656.41 38,343.98 38,490.17 -347.29
06/04 38,702.54 38,895.06 38,591.79 38,837.46 -85.57
06/03 38,734.95 39,032.50 38,734.95 38,923.03 +435.13
05/31 38,173.22 38,526.93 38,087.61 38,487.90 +433.77
そんな中、投資部門別売買動向はどう推移していたのかをグラフで見てみます。
上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。
東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、事業法人(2,903億円)、個人(2,810億円)、その他法人等(121億円)などでした。
一方で、売り越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(2,280億円)、海外投資家(1,940憶円)、信託銀行(1,249憶円)などでした。
2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、
証券会社自己売買部門:3兆2,519億円の買い越し
法人:8兆7,181億円の売り越し(そのうち信託銀行が9兆4,728億円の売り越し)
個人:3兆7,489億円の売り越し
海外投資家:9兆6,855億円の買い越し
となっています。
一方で、今年度に入ってからの10週累計では、
証券会社自己売買部門:2兆6,243億円の売り越し
法人:1,466億円の買い越し(そのうち信託銀行が7,942億円の売り越し)
個人:8,422億円の買い越し
海外投資家:1兆5,593億円の買い越し
となっています。
日経平均 38,720.47 ▼156.24(-0.40%)
TOPIX 2,731.78 ▼24.66(-0.89%)
売買代金(東証プライム) 3,988,347百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 91.17 値上がり銘柄数 275 値下がり銘柄数 1,340
---------------------------------------------------------
売買結果
---------------------------------------------------------
本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。