おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数が高安まちまちの展開となりました。

 

NYダウは0.09%安の38,712.21と続落、NASDAQは1.53%高の17,608.44と3日続伸、S&P500は0.85%高の5,421.03と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.314%と8bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.756%と8bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル156.619円とドル安円高基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.32ドルと上昇しました。

 

SOX指数は、2.90%高の5,520.87と3日続伸しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は39,200 △250、CME日経平均先物は39,175 △265となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが1.09%安、CONSUMER DEFENSIVEが1.00%安、UTILITIESが0.67%安となるなど4セクターが下落した一方で、TECHNOLOGYが2.46%高、INDUSTRIALSが0.93%高、CONSUMER CYCLICALが0.84%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数が高安まちまちて還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル安円高基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価は大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物にさや寄せする形で上昇して寄り付きそうです。

 

5月米CPIやFOMCの結果発表を受けて、年内の利下げ回数予想が減少したもののインフレ鎮静化が確認されたことで米国長短期金利が低下し、株式市場にリスク資金が流入しました。

 

NASDAQとS&P500が連日で史上最高値を更新する中、大証ナイトセッションの日経平均先物やCME日経平均先物もふたたび39,000円台に乗せてきています。

 

欧米債券市場で軒並み長短期金利が低下傾向を示す中、欧米株式市場では上値追いや戻りを試す展開となっています。

 

本日の東京株式市場も中銀の金融政策の方向性は違いますが、一旦戻りを試す展開となる可能性が高まったように感じます。

 

ようやく金利のつく方向に舵を切り金融政策の正常化の緒についた日銀が評価されるかどうかは金曜日の金融政策決定会合後の国内債券市場や東京株式市場の動きを確認したいところですが、同日のSQ値算出を前にデリバティブ市場で大きく動く可能性があるので注意しておいた方がいいかもしれません。