こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数が高安まちまちの展開となりました。
日経平均株価は続伸、TOPIX、東証REIT指数は反落、東証グロース市場250指数は3日続伸しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は一日を通してプラス圏を維持したものの、TOPIXは14:00ごろまではプラス圏で推移していましたが、その後大型株にまとまった売りが入ったのか大引けにかけてマイナス圏に沈み結局高安まちまちで取引を終えました。
4月15日(Mon.)以降日経平均株価は39,000円台を終値で2営業日維持することが出来ませんでしたが、昨日、本日とようやく39,000円台を2営業日連続で維持することができました。
今年度に入ってTOPIXが先行していいチャート形状となり、あわよくば年初来高値更新か、というレベルまで上昇してきた一方で、日経平均株価は38,000円台後半を中心としたポックス圏での値動きが続いており、年初来高値には程遠い水準での推移となっていました。
まだ2営業日で結論を出すことはできませんし、今週はメジャーSQ週でもあることから思惑的な売買で動く可能性が高いため、明日以降の日経平均株価の値動きにも注目していきたいと考えています。
さて、本日東京証券取引所株式部から、「信用取引現在高(一般信用取引・制度信用取引別)(2024/6/7申込み現在)」が発表されました。
まず、先週6月第1週(6/3~6/7)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
06/10 38,689.78 39,081.54 38,689.78 39,038.16 +354.23
06/07 38,597.55 38,747.27 38,560.85 38,683.93 -19.58
06/06 38,841.66 39,011.93 38,693.50 38,703.51 +213.34
06/05 38,654.09 38,656.41 38,343.98 38,490.17 -347.29
06/04 38,702.54 38,895.06 38,591.79 38,837.46 -85.57
06/03 38,734.95 39,032.50 38,734.95 38,923.03 +435.13
05/31 38,173.22 38,526.93 38,087.61 38,487.90 +433.77
そんな中、信用取引残高はどう推移していたのかを推移グラフで見てみます。
上が2011年以降、下が2020年以降先週までの信用取引残高の推移グラフになります。
信用買残高は1,171億円(前の週比2.49%)増加して4兆8,260億円、信用売残高は359億円(前の週比4.63%)減少して7,398億円となっています。
今年度に入ってから先週まで膠着相場が続き、先週は一時39,000円台にのせるも上値を伸ばしきれず、かと言って38,000円台前半を下値に売り込まれることなく、38,000円台での推移が続きました。
信用買残高を信用売残高で割った信用倍率は6.52倍と、遡れる1994年12月以降で最高となった4月第3週の7.29倍よりはマシなものの、依然として高水準であることには変わりありません。
また、信用買残高だけに限って言えば、その4月第3週の4兆8,645億円に迫る4兆8,260億円まで積みあがっており(推移グラフからも一目瞭然です)、4月後半から先週までの膠着相場を見る限りでは高水準で推移する信用買残高が需給からくる上値を抑える要因の一つと考えられ、今後の信用買残高の推移によっては今後も同様の展開となる可能性を孕んでいることには注意しておいた方がいいかもしれません。
日経平均 39,134.79 △96.63(+0.25%)
TOPIX 2,776.80 ▼5.69(-0.20%)
売買代金(東証プライム) 3,542,254百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 97.30 値上がり銘柄数 557 値下がり銘柄数 1,020
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。