こんばんは。
本日の東京株式市場は、主要株価指数がまちまちの展開となりました。
日経平均株価、TOPIXは3日ぶりに反発、東証グロース市場250指数は3日続落、東証REIT指数は8日続落しました。
本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって下落して還ってきた一方で、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなど好悪材料入り混じる中、日経平均株価、TOPIXは3日ぶりに反発して取引を終えました。
寄り付き直後にマイナス圏に沈んだTOPIXも売り一巡後に切り返すと後場は一段高、日経平均株価は上げ幅を縮める場面も見られましたが本日の高値圏で大引けとなりました。
ただ、新興市場で東証グロース250指数が本日もザラバ、終値ともに年初来安値を更新していることからもわかるように、機関投資家好みの大型株主導の上昇となっており、個人が選好する小型株は劣後した形となっています。
こうした傾向もあり東証プライム市場でも値上がり銘柄数と値下がり銘柄数が拮抗しており、日経平均株価が1%以上も上昇した割に選別色の濃い一日となりました。
さて、昨日JPXから「投資部門別 株式売買状況 東証プライム [金額] 全 50 社」、「投資部門別 株式売買状況 東証グロース [金額] 全 50 社」が発表されましたので、5月第3週(5/13~5/17)の最新データを追加した推移グラフを掲載します。
まず、先週5月第3週(5/13~5/17)とその前後の日経平均株価の動きを時系列で追ってみます。
日付 始値 高値 安値 終値 前日比
05/20 38,761.71 39,437.16 38,703.70 39,069.68 +282.30
05/17 38,561.04 38,842.49 38,539.56 38,787.38 -132.88
05/16 38,645.96 38,949.38 38,513.33 38,920.26 +534.53
05/15 38,533.09 38,816.60 38,335.61 38,385.73 +29.67
05/14 38,287.99 38,477.68 38,084.71 38,356.06 +176.60
05/13 38,211.61 38,273.40 37,969.58 38,179.46 -49.65
05/10 38,361.79 38,741.88 38,126.91 38,229.11 +155.13
先週は決算発表が佳境を迎えるにつれ決算プレーでボラティリティが大きくなることを警戒してかボックス圏での動きが続きましたが、先週末から今週初めにかけて概ね決算発表の峠を越えたことで、次第高の展開となりました。
上が東証プライム(東証一部)、下が東証グロース(東証マザーズ)の投資部門別売買動向の推移グラフになります。
東証プライム市場において、買い越した主な投資主体は、事業法人(2,476億円)、信託銀行(491億円)、海外投資家(383億円)などでした。
一方で、売り越した主な投資主体は、証券会社自己売買部門(2,152億円)、個人(1,093憶円)、生保・損保(411憶円)などでした。
2023年3月第5週以降のそれぞれの投資部門別売買代金を合計してみると、
証券会社自己売買部門:3兆4,707億円の買い越し
法人:9兆618億円の売り越し(そのうち信託銀行が9兆1,726億円の売り越し)
個人:4兆150億円の売り越し
海外投資家:10兆915億円の買い越し
となっています。
今年度に入って信託銀行が2週売り越し、6週買い越しとなっており、累計金額ベースでは売り越し基調ではあるものの4週連続で買い越しており、潮目の変化として注目しています。
日経平均 39,103.22 △486.12(+1.26%)
TOPIX 2,754.75 △17.39(+0.64%)
売買代金(東証プライム) 4,408,450百万円
騰落レシオ(25日移動平均ベース) 94.69 値上がり銘柄数 866 値下がり銘柄数 723
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売買結果
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本日は、ノートレでした。
本日のトレードの確定損益は、
[ 0 - 0 (売買手数料) + 0 (キャッシュバック) = 0 ]
となります。