おはようございます。

 

昨晩の米国株式市場は、主要3指数がそろって上昇しました。

 

NYダウは0.17%高の39,872.99と反発、NASDAQは0.22%高の16,832.62と続伸、S&P500は0.25%高の5,321.41と3日続伸しました。

 

米国債10年物利回りは、4.414%と3bp低下しました。米国債2年物利回りは、4.831%と2bp低下しました。

 

ドル円は、1ドル156.162円とドル高円安基調で推移しています。

 

WTI原油先物は、1バレル78.18ドルと下落しました。

 

SOX指数は、0.31%安の5,074.40と反落しました。

 

大証ナイトの日経平均先物は38,870 ▼70、CME日経平均先物は38,860 ▼435となっています。

 

 

S&P500セクター別では、ENERGYが0.51%安、INDUSTRIALSが0.33%安、REAL ESTATEが0.05%安となるなど4セクターが下落した一方で、UTILITIESが0.97%高、CONSUMER DEFENSIVEが0.60%高、FINANCIALSが0.56%高となるなど7セクターが上昇しました。

 

本日の東京株式市場は、昨晩の米国株式市場で主要3指数がそろって上昇して還ってきたことや、外国為替市場でドル円がドル高円安基調で推移していることなどを好感し、日経平均株価は寄り付きこそ昨日東証終値を下回った水準となりそうですが、底堅い動きとなりそうです。

 

昨日は結果的に日経平均株価、TOPIXともに反落しましたが、高水準で推移する信用買残高が意味するように短期筋の利益確定売りが薄商いの中で嵩んだように感じました。

 

TOPIXの直近高値が3月22日(Fri.)につけた終値2,813.22pt、ザラバ高値2,820.45ptとなっているように、昨日終値で見てもカタリストさえあれば一日で到達しうる水準にきているため、利益確定売りに押されるのもやむなしといったところなのでしょう。

 

国内長期金利があと少しで1%になる歴史的な瞬間が近づいています。

 

ようやく正常モードになろうとしている日本の金融環境や物価動向が株式市場に正の影響を与えるかどうかに注目しています。